ディセンバー・ボーイズ

観る予定ではなかったんだけど・・・
「ベオウルフ」を観ようと思っていたのに、近くの映画館では3D上映。
それは嬉しいけれど、サービスデイなのに割り引き効かず2千円は高いです！ってことでこちらにしました。

まったく知識がなかったもので、ダニエル・ラドクリフが出てきてびっくりでした。
夏休み、孤児4人の男の子の成長を描いた作品。
オーストラリアが舞台で彼らは12月生まれ。だからディセンバー・ボーイズです。そうなのよね、南半球ではクリスマスが夏なのよねとなぜか再確認でした。
一度暑いクリスマスを過ごしてみたいです。
さて、彼らは夏休みの別荘で隣の家の養子になろうとしたり、恋をしたり、色んな人に出会ったり。
そんな知らなかった外の世界を知っていき自分達の関係を再認識したりするのです。
ストーリーはありきたりですが、彼らが過ごしている海辺がとてもキレイでいいなーと思っていました。
丘を登ると不思議な形のたくさんの岩があって、隠れ家もあって、砂場もあって。行ってみたいなーって思って観ていました。
映画自体はちょっと全体的に浅さを感じました。色んなエピが重なってっていう形なのですが、唐突で中途半端に感じたりも。だから印象に残りにくいです。
主人公らが男の子だからってのもあるかな。ヌードに興味を持ったり、覗きをしたり、タバコや酒も。
ちょっと共感できるような思い出がないからか、少し遠く感じてしまいました。
でも夏休みは何かが起こるにはぴったり！そんな予感いっぱいな雰囲気は良かったです。

でも子役のみなさんは生き生きしていました。
ダニエルくんは最初こそ「ハリーじゃん」なんて思ったのですが、それ以降は全く感じさせず。
ハリーがちらつかずに違う役もしっかりこなせるのね！と思いました。
舞台でもヌードになっているみたいだし、この映画では先までいっちゃうし。
なんか二人の空気にドキドキしちゃった。
あのシリーズが終わっても有望かな。
青年はラドクリフだけだけど、それ以外の子たちは笑顔がとっても可愛かったです。