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鯖の味噌煮 [ふく佳@西五反田]

なんか焼き魚が食べたくなって久しぶりに
西五反田の「ふく佳」まで足をのばしました。
ここはふぐ屋で夜は1万円以上のコースになるの
ですが、昼は定食を出しています。

で、店に入って焼き魚は何があるか聞いたところ
鯖、カジキ、ギンダラとのこと。うーん、なんか
どれもピンと来ないなぁということで、急遽鯖の
味噌煮に宗旨変え(^^;

ここの味噌煮は「一体何日煮たの?」と言うくらい
煮込んであって味が染みております。私はこれが
大好きです。今日のも味噌と鯖の脂が見事に融合
した煮汁の中に、適度に脂が抜けて代わりに味噌味の
染み込んだ鯖の身が。これを口に入れるとパッと
旨みが広がります。絶品と言ってもいいかも。
(人によっては「くどい」とか「下品」な味と思うかも。)

去年店が移転した後はあっさり味になっていたの
ですが、今は完全に以前の味に戻ったようです(^^)
ちなみに、鯖はノルウェー産です。
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クール・ビズ

今回はいつにも増して偏屈です(^^;

ちょっと出遅れた感もありますが、「クール・ビズ」のお話。
要するに夏は涼しい服装で仕事しましょうということですが、
詳しく知りたい方は環境省地球環境局のページをご覧ください。

この命名のセンスのなさと政治家から街中を歩くサラリーマンの
「軽装」のセンスのなさが妙に一致してて笑えます。しかし、
そんな服装を取り上げて話題にするマスコミの駄目駄目加減は
笑い事ではないような・・・

まず駄目なところその1。日本の夏に背広を着る馬鹿らしさの
説明もなければ、何故そうなっているかの分析もありません。
コメンテイターとかキャスターとか称するオジサン、オバサンが
なにやら適当な感想をしゃべるだけ。ジャーナリズムとしては
末期症状です。わかってますか?>マスコミ
(見ちゃいないって(^^; )
ちなみに、環境省地球環境局のページにもその手の話は
ないようです。

では、そういう話はどこにあるかというと、やはりネット上
ですね。クール・ビズが提唱される前に書かれたものですが、
反社会学講座 第16回 夏季限定首都機能移転論が面白いです。

次に駄目なのは、「昔はどうだったか?」という視点が全く
ないこと。世の中は保守化しているそうですから、そういう
ニーズはある筈ですよ、マスコミさん。蛇足ですが、伝統伝統と
ことある毎に口にする保守派の政治家さんが、伝統を全く無視
した服を着ているのを見ると哀れみを感じます。彼らにも正しい
知識を与えてあげましょう。

とは言え、私はサラリーマンの身ですので高貴な方の服装には
興味がございません。従って、江戸時代の下々の人々が夏に
どんな格好をしていたか調べてみたところ、「夕涼み」というのを
見つけました。こちらを読むと夏は半裸で過ごしていたんですねぇ。
反社会学講座 第19回にも「江戸の街頭や店内で、はだかの
キューピッドが、これまたはだかに近い父親の腕に抱かれて
いるのを見かけるが、これはごくありふれた光景である。」
という記述が引用されています。裸ですよ、裸、これぞ究極の
軽装と言えるでしょう。
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