
あいにくの雨模様。普段の土日なら大勢の観光客で賑わうここ国指定名勝『三渓園』は意外と空いていた。専任のガイドの説明を聞きながら臨春閣に上がらせていただいた。
『臨春閣』は紀州徳川家初代・頼宣が紀ノ川沿いに建てた数奇屋風書院造りの別荘建築。狩野派の襖絵や数奇屋風の意匠が残っている。

大胆にくり抜かれた欄間に目を奪われた。
その逆で詩が詠まれた額の入った欄間を見るのも初めてであった。

螺鈿で描かれた絢爛豪華な地袋の戸があると思えば

茅の縦格子の天袋の戸があったり

曲げ木細工の障子戸があったりとても変化に富んでいます。

今も昔も別荘建築はゆとりのある方の遊び心が凝集されているんだなあ。
2階に上がらせていただいた。三方が開放できる居室は夏を旨とする日本家屋の典型的な省エネ住宅です。天候が天候だけに肌寒く風が通り抜けました。

戸袋から出た雨戸がコーナーを回せるように工夫されていました。
池に突き出た臨春閣の景色は三重塔を遠景にし優雅な気分にさせてくれます。

白い障子で三方を閉ざされた臨春閣の2階を遠望してみました。

配置は移築前とは変わっていますがバランス感覚溢れる景観を形成しています。

内部を観覧できたことはとてもラッキーでした。
『臨春閣』は紀州徳川家初代・頼宣が紀ノ川沿いに建てた数奇屋風書院造りの別荘建築。狩野派の襖絵や数奇屋風の意匠が残っている。

大胆にくり抜かれた欄間に目を奪われた。
その逆で詩が詠まれた額の入った欄間を見るのも初めてであった。

螺鈿で描かれた絢爛豪華な地袋の戸があると思えば

茅の縦格子の天袋の戸があったり

曲げ木細工の障子戸があったりとても変化に富んでいます。

今も昔も別荘建築はゆとりのある方の遊び心が凝集されているんだなあ。
2階に上がらせていただいた。三方が開放できる居室は夏を旨とする日本家屋の典型的な省エネ住宅です。天候が天候だけに肌寒く風が通り抜けました。

戸袋から出た雨戸がコーナーを回せるように工夫されていました。
池に突き出た臨春閣の景色は三重塔を遠景にし優雅な気分にさせてくれます。

白い障子で三方を閉ざされた臨春閣の2階を遠望してみました。

配置は移築前とは変わっていますがバランス感覚溢れる景観を形成しています。

内部を観覧できたことはとてもラッキーでした。
原氏は柳津町出身ですが、もう今は岐阜市ですね。
長男なので養子に出したくないと岐阜では困られていたようですが、スケールのが大きくて岐阜に留まる人ではありませんね。好男子だし、教え子だった奥さんも離さなかったのでしょう。
2階の開放感も素晴らしかったですけど、世界遺産白川郷の合掌造りの一番大きい庄屋矢箆原家の桁違いの梁せいには驚愕でした。
呼吸が出来ない。
行きたいよお