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スティーブン・キングのデスペレーション

2007-11-05 06:29:27 | ★★★★☆☆☆☆☆☆
監督 ミック・ギャリス
キャスト トム・スケリット、スティーヴン・ウェバー、アナベス・ギッシュ、ロン・パールマン、ヘンリー・トマス
2006年 アメリカ
ジャンル:ホラー、サスペンス、SF

【あらすじ】
ネバダ州の荒れ果てた田舎町、デスペレーション。動く人影はなく、通りには当たり前のように死体が転がっているこの町は、異常なまでの凶暴さと支配欲を持った保安官に支配されていた。町に近づくものを拉致し、殺害あるいは留置所に監禁していく、悪魔の化身ともいうべき保安官。囚人たちは、神の声を聞く不思議な能力を持つ少年を中心に一致団結し、この悪魔との戦いに挑んでいくのだった…。

【感想】
前半は引き込まれるのに、後半はめちゃめちゃでB級映画全快、完全に破綻していました。

困ったことに、この感想は本作に限ったことではなく、スティーブン・キング作品の多くが該当すると思います。もったいないですね。監督の力量によるものも多いとは思いますが・・・。

そんな中であの警官役の人はかなりいい味出していたと思います。誰もいない道路上であの風貌の警官に止められて尋問されると考えると本当に怖いです。それだけに母親に乗り移ってしまった後のギャップが大きく非常に退屈でした。そしていつのまにか神VS悪に話がすり替わってしまってからは退屈を通り越して呆れていました。

私も原作は読んでいなかったのですが、映画では説明不足であった少年が不思議な力を持っている経緯やら、トラウマを持った登場人物などの詳細な描写が用意されているようです。いつものことながら小説を映画化する難しさを感じてしまいます。

お薦め度:★★★★☆☆☆☆☆☆


スティーブン・キングのデスペレーション

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