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スーパーマリオ/魔界帝国の女神

2010-03-13 00:16:25 | ★★★★☆☆☆☆☆☆
監督 ロッキー・モートン、アナベル・ヤンケル
キャスト ボブ・ホスキンス、ジョン・レグイザモ、デニス・ホッパー、サマンサ・マシス、フィッシャー・スティーヴンス
1993年 アメリカ
ジャンル:アクション、SF、コメディ

【あらすじ】
隕石の落下で異次元に閉じ込められた恐竜の一族がマンハッタンに通じる道を開き、現代世界を乗っ取ろうとしていた。異次元とマンハッタンを融合することのできるクリスタルを持った女学生デイジーは、魔王クッパにさらわれる。配管工のルイージとその兄マリオは彼女を救うため異次元に飛び込んで行く……。

【感想】
ベルイマンという大監督の後にこれを取り上げるのは「お前は一体、ブログで何をしたいんだ」と思われそうだが、自分でもそう思う。

本作は「ドラゴンボール」や「ストリートファイター」よりはましという印象だったので2点<3点<4点という並びにした。ただし原作へのオマージュという点からすれば最低点でもいい。どっちにしてもゲームの映画化について冷やかな目で見られている理由の一つであるのは間違いない。

マリオが誕生した時はハードの能力が貧弱で僅かなドットしか表示できなかったという制約があったので目立つようにヒゲを生やし、鼻は大きく、帽子を被らせたと聞いたことがあります。そんな偉大な方々の苦労や工夫もこれを観てしまうとどこかに吹き飛んでしまいそうです。少しは考えて苦労しているのかと言ってやりたくなる。

オープニングの音楽が1-1のBGMでいきなり笑わせてくれます。デニス・ホッパーがクッパという扱いは金にでも困っていたのかと疑ってしまうほどの酷さ。さらにマリオは禿げでデブの中年、ロマンス担当はルイージの役目という原作涙目の展開。

「骨を一本一本バラバラにして手足を結んでやる」というとんでもない暴言をマリオが吐き捨ます。よく任天堂が許可したなと思った。ディズニーだったら認めないでしょう。こんなところに企業としての力の違いを見た。

制作費50億円かけただけあってアクションのバリエーションは豊富です。正直、マリオでなければそれほど酷い映画でもないと思う。ただカーアクションはマリオカートみたいだった。メタルギアやマリオRPGみたいな場面もあった。コメディとしては笑えると思う。

お薦め度:★★★★☆☆☆☆☆☆

スーパーマリオ/魔界帝国の女神 :DVD未発売

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