どうして自閉症なの

観察・評価・予測・確認・仮説・見解・根拠

支援学校の「支援」って何?

2015-06-16 06:20:11 | 支援学校 高等部
送迎バスの添乗員の求人募集が載っていた。

9月からの勤務。二学期から。


息子がバスの中で誘導の声掛けをしてきた女の子を引っかいた。

その結果でケース会議を開いて対策を立てたと連絡があった。

バスが学校に到着をしたら教師が降ろす。


この間、息子の異常な興奮については連絡帳で伝えてきた。


事故が起きてから初めて動き出す学校。


添乗員の募集でも同じ。

高齢者の簡単なアルバイト、小遣い稼ぎ的な募集コメント。

障害についても、どんな支援が必要なのかも関係なし。


送迎バスの運行についての懇談会。

添乗員は参加しません。と堂々と書いてある学校からの資料。


添乗員の仕事、役割って何なの。


これが支援のプロであるはずの支援学校の実態。



「連絡帳」

2015-06-12 06:09:13 | 支援学校 高等部
今日は何事もなく無事に過ごせていたんだ。

そう思ってしまう連絡帳の内容。

作業所の「連絡帳」の書き方を見てきたのに、

親バカですね我が子の連絡帳になると鵜呑みにしている。




給食はどうだったんだろう。
イライラして奇声を出したり、
噛んだりは、どうだったんだろう。

そんな心配しながら連絡帳を確認する。

書かれている事は、

少し落ち着かない時間があったが、
散歩やグランドでゆっくり過ごす事が出来ました。

少し頑張らせてみて、後はゆっくりさせる。

イライラさせない、興奮させない。

一日、何事も無かったのではなく、

何事も起こらないように取り組んでいるだけ。


今の作業所では「連絡帳」には真実を書いて下さいと指示しています。

それを読んだ親から何か連絡があっても僕がしっかりと説明をします。

それは作業所の支援方針を理解している職員の支援には、

僕も感謝しているからです。

実践を開始したら色々な事があります。


でも、軽減や無くす事を諦めないで支援を続ける。


「連絡帳」は日々の変化を伝える。

実践は、利用者も職員も頑張らないといけないから。







No20「喜怒哀楽」

2015-06-07 06:11:23 | コラム
生きている実感。

「喜怒哀楽」を感じる支援、関係。

と、よく説明をする。

息子は「言葉」を持っている。
ただ絵カード程度の能力。

気持ちや体調を他人には伝えられない。

自閉症の人達の多くはそうである。

頑張る事だけが、頑張った事だけが、認められる。
だから関わる者も頑張らせようとする。

怒ったり、興奮したり、イライラしたり。
それらはダメな事で認めてもらえない。

理由や原因なんて関係ない。
自他傷だけが問題として扱われる。


我慢や制限だらけの中で生きている。
愚痴や不満や意見も言えない。
話も聞いてもらえない。


息子も精神面や感情面では難しい年齢ではある。

だからこそ丁寧な支援が必要。


親としても足りない関わり方は反省です。

学校での興奮が段々とエスカレートとしている状況。

息子が救いの手を求めているのかもしれない。