どうして自閉症なの

観察・評価・予測・確認・仮説・見解・根拠

No20「喜怒哀楽」

2015-06-07 06:11:23 | コラム
生きている実感。

「喜怒哀楽」を感じる支援、関係。

と、よく説明をする。

息子は「言葉」を持っている。
ただ絵カード程度の能力。

気持ちや体調を他人には伝えられない。

自閉症の人達の多くはそうである。

頑張る事だけが、頑張った事だけが、認められる。
だから関わる者も頑張らせようとする。

怒ったり、興奮したり、イライラしたり。
それらはダメな事で認めてもらえない。

理由や原因なんて関係ない。
自他傷だけが問題として扱われる。


我慢や制限だらけの中で生きている。
愚痴や不満や意見も言えない。
話も聞いてもらえない。


息子も精神面や感情面では難しい年齢ではある。

だからこそ丁寧な支援が必要。


親としても足りない関わり方は反省です。

学校での興奮が段々とエスカレートとしている状況。

息子が救いの手を求めているのかもしれない。