どうして自閉症なの

観察・評価・予測・確認・仮説・見解・根拠

No001 自閉症と関わる基本姿勢

2010-05-28 15:48:00 | コラム
自閉症の障害特性の事例ばかりを載せると悪い事ばかりする人になってしまうので、本人だけの問題だではないという事も書いていきたいと思います。
家族や関わる人への参考になればと思います。

自閉症の多くの人は言葉と知的の遅れがあります。

まずは、発達年齢をどこに置くか。バラつきのある発達状態の中で定めるのは難しいかもしれませんが日常生活の色々な場面の中で考えてみて下さい。
ただし、低い年齢に合わせた接し方をするという意味ではありません。
実年齢、人生経験を尊重してあげて下さい。

次に、
関わる時には、観察・仮説・予測・確認・評価が大事だと思います。
表情や動きの小さな変化に気付いてあげる。
出来た事、やり始めた事、頑張った事への評価。感動と褒め言葉。

見解・根拠は関わる人達の話の場では必要になります。
色々な見解・根拠の中で早く障害特性に合わせた支援を見つけてあげる。

最後に、焦らない、メリハリをつけた会話、そして笑顔。
やっぱり笑顔が一番大事、抱きしめてあげたくなるほど本気で関わって下さい。


リモコンのチャンネルが無くなる~。

2010-05-28 14:53:00 | 障害特性

一週間前に12チャンネルのボタンを噛み千切って怒られたばかりです。
その後リモコンから意識が離れていたので大丈夫と思っていたら、昨日、4、10チャンネルが無くなっていました。
怒られるのが分かっていても止まらない。
夕方に集中する悪さは止めれません。
疲れから感情が高まってしまっての行動のようで止めるのは難しいです。
学校の先生の体制が新しくなったりと毎日の楽しみの中にも緊張があるのかもしれません

散歩

2010-05-27 14:57:00 | 散歩
自閉症には、痛み、疲労に鈍感のところがあります。
それと、歩き出すと前にしか進めずに引き返す事が難しい感覚があります。
息子もそんな感覚を当然持っています。

なので、今月は感覚を身に付けるために散歩の実践をしてみました。

5月 5日 3.07? 4,131歩 132消費カロリー  42分間の歩行
5月15日 8.86? 11,745歩 392消費カロリー 120分間の歩行
5月22日 6.79?  9,015歩 287消費カロリー  90分間の歩行

息子の行きたいように歩きました。
これまでの車の走行中に見た景色を思い出しながら歩いている様子でした。
15日の散歩では1時間歩いた所でようやく息子から休憩の要求が出ました。
お弁当を食べてからどうするかと思っていたら来た道を引き返す選択をしました。
途中で方向転換をした為に、モノレールと電車を乗り継いで帰ってきました。
歩き疲れた。の一言です。
22日も同じ方向に歩いていましたが途中で違う道を選択しました。
前回のしんどい感覚があっての選択であればいいのですが次回まで分かりません。
毎回、歩いている最中は疲れた様子は見られないです。
家に帰ってからイライラ感が強く出ていたので時間差で疲れがくるようです。

歩いてきた距離と家に帰る距離の感覚と方位。
引き返す感覚。疲労の感覚。
これからの課題です。



耳の中に鉛筆の芯が!

2010-05-20 16:29:00 | 障害特性

学校から息子の耳の中から鉛筆の芯が出てきたと連絡が入り。
そのまま耳鼻科に連れて行ってもらいました。
耳鼻科では注射器を使って吸い取ったそうです。
学校から帰って耳の中に入っていた物を見るとビックリでした。
鉛筆の芯、クレヨンと想像以上の数と大きさでショックを受けました。

3月にも嘔吐があった時に病院でレントゲンを撮ると小さなネジがお腹の中に見えてたりとショックを受けていたので今回でダブルショックです。