どうして自閉症なの

観察・評価・予測・確認・仮説・見解・根拠

No001 自閉症と関わる基本姿勢

2010-05-28 15:48:00 | コラム
自閉症の障害特性の事例ばかりを載せると悪い事ばかりする人になってしまうので、本人だけの問題だではないという事も書いていきたいと思います。
家族や関わる人への参考になればと思います。

自閉症の多くの人は言葉と知的の遅れがあります。

まずは、発達年齢をどこに置くか。バラつきのある発達状態の中で定めるのは難しいかもしれませんが日常生活の色々な場面の中で考えてみて下さい。
ただし、低い年齢に合わせた接し方をするという意味ではありません。
実年齢、人生経験を尊重してあげて下さい。

次に、
関わる時には、観察・仮説・予測・確認・評価が大事だと思います。
表情や動きの小さな変化に気付いてあげる。
出来た事、やり始めた事、頑張った事への評価。感動と褒め言葉。

見解・根拠は関わる人達の話の場では必要になります。
色々な見解・根拠の中で早く障害特性に合わせた支援を見つけてあげる。

最後に、焦らない、メリハリをつけた会話、そして笑顔。
やっぱり笑顔が一番大事、抱きしめてあげたくなるほど本気で関わって下さい。


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