どうして自閉症なの

観察・評価・予測・確認・仮説・見解・根拠

絵本

2010-05-28 18:56:00 | 療育グッズ

2年前に通級の友達の図書カバンが気に入ってしまって学校生活での安定アイテムになってしまった時期がありました。
そのカバンを持っていると落ち着いていられるという毎日でした。
友達もそのお母さんにも快く理解してもらい助かっていました。
でも、このままではという事で学校の先生とも話し合ってカバンに代わるアイテムを考える事にしました。

その当時の息子は、まだ発語も始まったばかり、当然、文字の読み書きもスタートラインでした。
その中でパソコンの写真を見るのが好きで写真を見ながら言葉を出す事は出来ていました。
パソコンの写真で絵本を作って持たせてみたらどうだろうと思って作ってみました。
画用紙絵本ノートとシール用紙を買って製作。
エクセルを使って文字も入力しました。
本読みが出来るようになってほしいという思いもあってです。

友達の図書カバンから絵本に代える事に成功しました。
絵本を先生に見せて写真の説明を言葉で伝えるという新たな関わりと会話のスタートにもなりました。

1人で作れるようになりたかったみたいでエクセルで写真を貼り付け文字を入力する事をすぐに覚えてしまいました。
単語を形で記憶してしまって学習には支障が出ましたが、読む、書くのきっかけにもなりました。


No001 自閉症と関わる基本姿勢

2010-05-28 15:48:00 | コラム
自閉症の障害特性の事例ばかりを載せると悪い事ばかりする人になってしまうので、本人だけの問題だではないという事も書いていきたいと思います。
家族や関わる人への参考になればと思います。

自閉症の多くの人は言葉と知的の遅れがあります。

まずは、発達年齢をどこに置くか。バラつきのある発達状態の中で定めるのは難しいかもしれませんが日常生活の色々な場面の中で考えてみて下さい。
ただし、低い年齢に合わせた接し方をするという意味ではありません。
実年齢、人生経験を尊重してあげて下さい。

次に、
関わる時には、観察・仮説・予測・確認・評価が大事だと思います。
表情や動きの小さな変化に気付いてあげる。
出来た事、やり始めた事、頑張った事への評価。感動と褒め言葉。

見解・根拠は関わる人達の話の場では必要になります。
色々な見解・根拠の中で早く障害特性に合わせた支援を見つけてあげる。

最後に、焦らない、メリハリをつけた会話、そして笑顔。
やっぱり笑顔が一番大事、抱きしめてあげたくなるほど本気で関わって下さい。


リモコンのチャンネルが無くなる~。

2010-05-28 14:53:00 | 障害特性

一週間前に12チャンネルのボタンを噛み千切って怒られたばかりです。
その後リモコンから意識が離れていたので大丈夫と思っていたら、昨日、4、10チャンネルが無くなっていました。
怒られるのが分かっていても止まらない。
夕方に集中する悪さは止めれません。
疲れから感情が高まってしまっての行動のようで止めるのは難しいです。
学校の先生の体制が新しくなったりと毎日の楽しみの中にも緊張があるのかもしれません