どうして自閉症なの

観察・評価・予測・確認・仮説・見解・根拠

No015 療育手帳

2010-07-24 22:36:00 | コラム
療育手帳=障害を認める事。

親としてはどうしても障害を認めたくない。もうすぐ喋れるようになる普通の子供なんだと。
そんな想いで療育手帳には抵抗がありました。

でも今は逆です。

自治体の発達検査で発達障害と言われたら、それも自閉傾向と言われたら、それと療育が必要と言われたら、迷わず療育手帳を持ちましょう。
もしA判定でなかったら判定に納得出来ないと追求しましょう。

障害に重いも軽いもないはずなんですが、特別児童扶養手当の金額に差があります。判定基準は特別児童扶養手当の金額に差をつける為だけです。
B判定にされた方は納得出来るまで判定基準を確認しましょう。

療育手帳を持って自治体に申請をする事で、特別児童扶養手当、自動車税の免除(排気量によって)、有料道路通行料金の優遇措置(通行料金が5割引)等、色々なメリットがあります。詳しい事は自治体に確認して下さい。

子供が小さい時は健常児と同じ(紙おむつ、移動手段等)なんで特別感じる事はありませんが段々と健常児との違いを感じてきます。

発達検査で発達障害と言われても自治体からは何のアプローチもありません。
自分達で申請をしないと何も始まらないのが今の制度です。

福祉課に行って利用できる制度を調べてみて下さい。


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