9月14日(日)に神戸学院大学ポートアイランドキャンパスで行われた審判講習会に参加してきましたので、主な最新情報をお知らせします。
※その後10月4日、9日、12日に協会運営部から連絡があり、大幅な変更がありましたので、変更箇所を赤字で記述します。
【1.ルールに関する事項(公式規則に具体的記述がないものについての解釈)】
①「審判はレディフォープレー(プレー開始の合図)を、ディフェンス側の選手がセットするまで待ってやる」ことで統一している件については、今シーズンも継続する(これは不意打ちのように攻撃をかけることがスポーツマン精神にそぐわないという考え方から来ている)。
但し、そのことをディフェンス側が悪用して遅延行為に及んだ場合は、1回目は警告、2回目以降はディフェンス側にアンスポーツマンライクコンダクトの反則を適用する。
②「パスレシーブ時の接触(パスインターフェアランス)の適用について、オフェンス側・ディフェンス側のどちらに非があるかあるか不明な場合に限り、オフェンス側を有利としディフェンス側の反則とする」ことで統一したが、その解釈を間違えて「インターフェアは何でもディフェンス側の反則」にしてしまわないこと。
(基本は、後からパスコースに入って来た方に非があり、それがオフェンス側の選手であれば、当然オフェンスの反則となる)
③ボールキャリアがスピン(軸足で360度急激に一回転)して相手ディフェンスをかわす反則は、パスを投げる前のQBにも適用される。(QBだからといって特約があるわけではない)
但しロールアウト(軸足で一回転するのではなく、小さな円を描くような360度のラン)については、スピンではないので反則ではない。
④ディフェンスの選手が、ボールキャリアを片手でホールドして止めた上で、反対の手でフラッグをとる行為は、イリーガルコンタクトの反則となる。
⑤パンツに、外したグローブやタオル等をはさんだままプレーすることは装備違反の反則となる。
(パンツにはさんでも良いのは、プレーブックのみ。それもパンツの後ろ側に入れる場合に限り認められる)
⑥“プレーコール”について、諸々の問題点もあるのですが昨年同様、チーム(ベンチ)エリアからのコールは禁止。昨年、ブロックサイン等で指示を出しているとの指摘もお聞きしております。対戦チームの選手(児童)を裏切るような行為は自粛してください。(NFL FLAGコードに則る)(協会より)
(以上、審判員及びコーチングスタッフは周知お願いします)
【2.NFLFLAG秋季日本選手権大会の日程及び対戦方式等について(2014.10.12台風による変更)】
<中学生カテゴリー>
・関西大会(第1節):10月13日(月・祝)@立命館宇治中 ・関西大会(第1節):11月 3日(月・祝)@立命館守山中
・関西大会(第2節):11月 3日(月・祝)@立命館守山中 ・関西大会(第2節):11月 8日(土)@立命館大学GF
・出場は12チーム。これをA・B2つのブロックに分けて、まず各ブロック6チームによる総当たり戦(1チームにつき5試合)を行う(第1節・第2節)。
・今回は1団体2チーム出場する場合
でも、ブロックを分ける措置は取らずにランダムに抽選を行う。(従って同一団体のAチーム・Bチームが同じブロックになる場合がある) 同一団体の2チームが同じブロックに入ることはやはり望ましくないという運営部の判断により、結局ブロックを分けることになりました。
・総当たり戦の結果、
各ブロック上位2チーム→合計4チームによる決勝トーナメント戦を行う 各ブロック1位同士による決勝戦と、各ブロック2位同士による3位決定戦を行い、順位を決定する(第2節)。
・決勝トーナメント戦の組み合わせは、Aブロック1位×Bブロック2位、Bブロック1位×Aブロック2位 → 勝者同士の決勝戦(いわゆる“たすき掛け”方式)。
・試合時間は、総当たり戦・決勝トーナメント戦共に、前後半18分ずつ(タイムアウトは前後半通じて1回)とする。
<小学生・小学生低学年カテゴリー>
・関西大会(第1節):10月12日(日)@立命館大学GF
・関西大会(第2節):10月26日(日)@立命館大学GF
・小学生カテゴリーの出場は
12チーム。これをA・B2つのブロックに分けて、まず各ブロック
6チーム
又は7チームによる総当たり戦(1チームにつき
5試合
又は6試合)を行う(第1節・第2節)。
・小学生カテゴリーも、
今回は1団体2チーム出場する場合でも、ブロックを分ける措置は取らずにランダムに抽選を行う。(従って同一団体のAチーム・Bチームが同じブロックになる場合がある) 同一団体の2チームが同じブロックに入ることはやはり望ましくないという運営部の判断により、結局ブロックを分けることになりました。
・小学生カテゴリーの総当たり戦の結果、各ブロック上位
3チーム→合計
6チームによる決勝トーナメント戦を行う(第2節)。
・小学生カテゴリーの決勝トーナメント戦の組み合わせ
も、Aブロック1位×Bブロック2位、Bブロック1位×Aブロック2位 → 勝者同士の決勝戦(いわゆる“たすき掛け”方式)。 は、Aブロック1位×(Bブロック2位×Aブロック3位の勝者)、Bブロック1位×(Aブロック2位×Bブロック3位の勝者) → 勝者同士による決勝戦と敗者同士による3位決定戦を行い、順位を決定する。
・小学生低学年カテゴリーの出場は
5チーム。まず総当たり戦(1チームにつき
4試合)を行う(第1節・第2節)。
・小学生低学年カテゴリーの総当たり戦の結果、上位3チームによる決勝トーナメント戦を行う(第2節)。
・小学生低学年カテゴリーの決勝トーナメント戦の組み合わせは、2位×3位 → その勝者と1位による決勝戦を行い、順位を決定する。
・小学生・小学生低学年カテゴリーの試合時間
も、前後半18分ずつ(タイムアウトは前後半通じて1回)とする。
<全カテゴリー共通>
・総当たり戦の対戦組合せについては、選手登録締切以降にインターネット上でのあみだくじで抽選を行う。入力期限は10月7日。
・選手登録締切日:9月30日(火)
・選手登録締切以降に、選手を同一カテゴリー内への他チームに登録変更することはできない。但しどのチームにも属していない新人が現れた場合は、締切後も追加登録することは可能。
・西日本大会:11月30日(日)@神戸学院大学
・西日本大会への出場チーム(関西北陸代表)は、各カテゴリー共に1チームとなるか2チームとなるかは未定。
http://littlepanthers2014.web.fc2.com/henkoutaisenhyo2.xls ← 秋季関西大会概要・スケジュール・対戦表(2014.10.12台風による変更)(エクセルデータ)
【3.試合進行における安全の確保について(協会より)】
①サイドラインギリギリに座っている選手が見受けられるが、プレーヤーが突っ込んできた時に避けられず大変危険な為、審判は必ずサイドラインから1ヤード離れたところに立たせるように注意を促すこと。
②最近の大会でサイドラインにベビーカーを乗り入れて来られたケースがあった。固いものであり、突っ込んできたプレーヤーも赤ちゃんも大変危険である為、絶対にサイドラインには乗り入れ禁止。審判は即刻離れて頂くように伝える。
③びわこカップ小学生決勝戦(タイブレイク延長戦)の時に、エンドラインとコンクリート擁壁の狭い空間に大勢の人が密集した為、危険な上に、攻撃側選手から見て前方に守備側選手と観客が重なって見えにくく、プレーに支障をきたす状態となった。このような場合も、審判は一旦試合を止め、観客の方に離れて頂くように伝える。
④上記理由、及び不特定多数の人がサイドラインに立入った場合に「立入った人が全員自チームの関係者かどうか把握できない」という意見もあった
為、関西大会でも今回より西日本大会・日本選手権同様、チームエリアへの立入りは登録選手+スタッフ5名までとする。(審判員だけでなく、チーム関係者は周知お願いします。これによりAチームの試合をBチームがサイドラインで応援するといったこともできなくなりました) が、関西大会での制限は解除とします。チーム(ベンチ)エリアはチーム関係者のみという括りで、カメラ担当者は1名程度の節度ある対応をお願いいたします。既に、名簿提出済みのチームも当日追加のスタッフを配置していただいて結構ですが、上記を踏まえ、過度な人数はご遠慮ください。固定カメラ・観戦は、チーム(ベンチ)エリア外の観戦場所(タッチダウンに支障が出るゴールエリア周辺はNG)でお願いいたします。(尚、西日本大会、日本選手権はスタッフ制限を設ける)
【4.立命館大学グリーンフィールド(GF)・BKCへの車の乗り入れ禁止の周知について(協会より)】
・立命館大学グリーンフィールド(GF)で大会が行われる場合、現在は試合会場のグリーンフィールドはもとより、立命館大学BKC本校への駐車も禁止になっています。そのことが選手や親御さんまでは周知できていても、その他の方々までに伝わっていない為に、依然車の乗り入れによる問題(路線バスの運行の支障等)が懸念されており、いよいよ試合会場として借りられなってしまうかもしれない状況にまでなっているそうです。
各チームにおいて、車の乗り入れはしない旨を末端の関係者までに周知して欲しいと協力依頼がありました。
(関係者の皆さん、例えば選手と同居していない親戚の方がGFに応援に来られるような場合に、「そんな話は知らん」 ということがないように周知頂きますよう重ねてお願いします)
【5.その他協会からの連絡事項等】
①小学生・小学生低学年カテゴリーにおける「“当該チーム以外のチーム”によるビデオ撮影の禁止」については継続する。
②「審判員のスキルアップの為に、所属カテゴリー以外のカテゴリーの大会の審判をやってみたい」 という方がいらっしゃいましたら、ぜひ協会関西支部(小西審判部長)まで申し出て下さいとのことです。
(記:若菜)