新刊の森

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寛容モデルの比較に依拠した「寛容な社会――アメリカ合衆国における言論の自由と過激派の言論」

2018年12月28日 | 新刊書
寛容な社会――アメリカ合衆国における言論の自由と過激派の言論
リー・C・ボリンジャー (著), 池端忠司 (翻訳)

寛容論をアメリカ社会において研究した書物。
部分訳が『神奈川法学』な連載されていました。
寛容論は自由な社会のための重要なテーマです。
目次からみるかぎり、法学の分野だけに限定されず
寛容のモデルを構築して考察するもののようです。



単行本(ソフトカバー): 400ページ
出版社: 春風社 (2018/12/28)
言語: 日本語
ISBN-10: 4861105935
ISBN-13: 978-4861105937
発売日: 2018/12/28
¥ 4,428


内容紹介
言論の自由はどこまで保障され、どこで制限されるのか。寛容な精神の在り方を主題とし、言論の自由の価値や目的について論じる。

出版社からのコメント
池端忠司(イケハタ・タダシ)
神奈川大学法学部教授。共著に『憲法理論とその展開』(信山社2017)がある。

第1章 自由の奴隷か
第2章 古典モデルとその限界
第3章 要塞モデルとその限界
第4章 寛容なマインドを求めて
第5章 寛容の内部的弁証法
第6章 線引きとあいまいさの長所
第7章 正しい表現方法を探して
第8章 一般的寛容の理論のためのアジェンダ


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