新刊の森

人文分野を中心に、できるだけその日に刊行された面白そうな新刊を、毎日三冊ずつ紹介します。役立ちそうなレシピにも注目。

ゲーム理論を政治学に応用「ゲーム理論で考える政治学 -- フォーマルモデル入門」

2018年12月20日 | 新刊書
ゲーム理論で考える政治学 -- フォーマルモデル入門
浅古 泰史 (著)


もともとは経済学から生まれたゲーム理論であるが
さまざまな分野に利用できる応用性の高い理論である。
この書物は政治学の分野にゲーム理論を適用しながら
政治学の基本を学ぶというユニークな着想の本である。
演習問題つきというのも魅力的かも。


単行本(ソフトカバー): 338ページ
出版社: 有斐閣 (2018/12/20)
言語: 日本語
ISBN-10: 4641149283
ISBN-13: 978-4641149281
発売日: 2018/12/20

内容紹介
【政治というゲームに取り組んでみよう 】
政治家の汚職など、誰もが気になるニュースを題材に政治学を学べる入門書。複雑な問題でも単純明快に解きほぐすゲーム理論の醍醐味を味わえます。多くの身近な具体例や演習問題のほか議論の題材も各章に用意し、副読本としても使える構成に。


【主な目次】
Introductionゲーム理論という視点
Part I:選挙と政治
 chapter1 低投票率──人々が投票するのはなぜか
 chapter2 選挙競争──誰の意見が政治に反映されるのか
 chapter3 汚職──政治家の汚職を減らせるか
 chapter4 連立政権──政党間協力は野合か
Part II:情報と政治
 chapter5 政治家の資質──良い政治家を選抜できるか
 chapter6 選挙運動──選挙費用は公費で賄うべきか
 chapter7 メディア──報道の自由は確保されているか
 chapter8 脱官僚──政治家が政策決定をするべきか
Part III:世界と政治
 chapter9 政治体制──なぜ独裁者は邪悪に走るのか
 chapter10 民主化──なぜ民主主義に移行するのか
 chapter11 戦争──なぜ戦争が起こるのか
 chapter12 平和──戦争を避けることはできるのか


最新の画像もっと見る

コメントを投稿