先日1月31日にインテックス大阪のこみっくトレジャーに参加してきました。(詳しくは31日付の記事をお読み下さい)
しかし、当初イベントに行くかどうかでかなり悩むはめに。大阪までの遠征ということで金をかけて参加して満足のいくものになるか不安だったのです。
ただその時ふとある言葉を思い出しました。
「足るを知る」
古代中国の哲学者老子の「足るを知る者は富む(人間の欲望にはきりがないが、欲深くならずに分相応のところで満足することができる者は、心が富んで豊かである)」という言葉が由来で
「身分相応に満足することを知る」
という意味になります。
年末からここ最近というもののより良い結果を得たいと思い詰めた末、逆に悪い事態に陥る事がしばしばでした。正直なところ足るを知るという事を知らないが故の状況だったと思うのです。
こと、おたく趣味に関しては物欲の類が際限なかったりします。ソーシャルゲームのレアカードやらワンダーフェスティバルやコミックマーケット等の催事での限定グッズ等、欲しいと考えだしたらキリがありません。
またいくらお金に余裕があってもあれこれ手を出していても際限がないですし余裕が無いとなれば尚の事大変な話になります。
また欲の皮が突っ張ると後々ろくな事にならないのも事実で身分相応に満足するという事を知ることが大事なのだと自分に言い聞かせる事に。
31日のこみトレに関しては意外なところで素敵なサークルの頒布品を見つけたり、素敵なコスプレイヤーさんを撮らせて頂いたりと無理をした甲斐は間違いなくありました。
自分の懐具合も加味しつつ、無理をせず満足できるようにしていけたらと改めて決意したのでした。
タオ―老子 (ちくま文庫) | |
加島 祥造 | |
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