ゴールデンウィーク後半の5日。この日は家の片付けも一旦放置して豊田市まで足を運んできました。豊田市美術館で開催の
に行くためです。豊田までは電車で一本なのですが、出向くのは数年ぶりでした。豊田から徒歩で豊田市美術館に向かうのですがちょっと寄り道して
平芝坂の上公園
に向かうことに。この場所かつて豊田市の児童交通公園がありD51形蒸気機関車が展示されていたのですが交通公園が移転するにあたり公園に残される形になったという事で一度観に行きたかったのです。
実物を見て驚いたのですが、解体の危機を免れたとはいうものの現地でのメンテナンスがほぼされておらず塗装の劣化や錆が酷いことになっていたのです。
もうちょっとなんとかならなかったのかなぁ
という思いでした。
公園からとって返して豊田市美術館に到着。改修工事前の大きな展覧会という事でそこそこの混雑となっておりました。
フランドル地方を代表する画家、ピーテル・ブリューゲルからのブリューゲル一族の作品を一同に展示するという事で良い展覧会に来れたと感謝したのでした。また今回の展覧会は5月31日までの期間限定で特定の展示エリアでの写真撮影が可能という事で何枚か写真も撮らせて頂きました。
特別展以外にも常設展示が見れるという事でそちらも見てきたのですが、その中で一つ気になる作品を発見。
村上友晴氏作の「無題」。遠目から見るとただの真っ黒なカンバスなのですがよく見ると油彩で黒色を様々に塗り上げていて、なんとも不思議な印象を受ける作品でした。
豊田から名古屋市に向かうために名鉄線に乗り込み赤池駅で下車(市営地下鉄は障害者割引があるが名鉄線はないので精算の都合で一旦降りる事に)。
赤池駅からほど近い
レトロでんしゃ館(名古屋市交通局の地下鉄や市電の車両を展示する施設)
に立ち寄ることに。
何度か来たことのある施設ですが、意外と見落としている展示もあったりで短いながらも楽しい時間を過ごせました。
そのまま上前津駅まで出て大須周辺を散策。思いがけずお宝もゲットする事が出来ました。
その後上前津から鶴舞まで歩いて電車で帰途についたのでした。久々の豊田市美術館でしたがブリューゲル展も常設展も大変素敵でした。7月から改修工事の為に長期休業との事で行けるタイミングで行けたのも良かったです。
ここ最近、忙しいよりも精神的に滅入る事が多かったので少しでも息抜きできたかなぁという思いです。
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