本日ですが
大洗海楽フェスタ
参加の為の茨城県水戸市まで来ております。
年始にドタバタが続いた事もあり、気晴らしが出来ればと
春分の日を含む2泊3日の遠征
を組んだのですが、今日は大洗には直に向かわず、群馬県の横川まで行って来ました。
ここにある
碓氷鉄道文化むら
をこの機会に見ておきたかったからです。早朝に自宅を出て始発電車で浜松まで移動。
新幹線で名古屋から東京まで出るのと在来線で浜松まで出て新幹線に乗り換えるのとで時間が1時間しか変わらず、青春18きっぷを使う都合もあり少しでも交通費を減らせればという思いでした。
東京駅からは上野ー東京ラインのおかげで乗り換え無しで高崎駅まで到着。
高崎から信越本線に乗り換えて横川駅に到着したのがお昼前でした。
駅のホームには今日運行の
SLレトロ碓氷（D51形蒸気機関車498号機）
が停車中で写真を撮りまくる事に。
ある程度写真を撮ってから駅に隣接する売店で
おぎのやの峠の釜めしを購入
そのまま碓氷鉄道文化むらへ。
ここでしかお目に掛かれない電気機関車などが多数展示されており、出向いた価値は十分にありました。
ある程度写真を撮ってから峠の釜めしを頂く事に。
実は峠の釜めしを食べるのが今回が初めてで、中に杏子と栗の甘露煮が入ってたのにはおどろかされました。
このご時世、スーパー等の駅弁大会などでご当地に行かなくても駅弁や空弁が食べれるようになりましたが
そんな時代だからこそ、ご当地で駅弁を食べる価値があると痛感したのでした。
遅めのお昼ご飯の後は再び園内を散策。
そんな中で興味深い物を発見。
過去にイベント列車に使われた
銀河超特急999号（銀河鉄道999）のヘッドマーク
を見つけたのです。あまりの懐かしさに主題歌を口ずさんでしまいました。
その後撤収の時間が迫ったので横川駅に急いで戻る事に。
時間あたりの本数が1から2本と極めて少ないので乗り過ごすとえらい事になるため必死でした。
出発直前のSLレトロ碓氷をあとに高崎まで出発。
実はこの時点でとある問題が起きていました。当初の予定では足利市立美術館で公開中の重要文化財の刀
山姥切国広
を見に行く予定だったのですが、この山姥切、20年以上ぶりの一般公開ということで3連休も重なり、早い段階で今日中の見学受け付けを打ち切る可能性があると展示会のTwitter公式アカウントが予告していてその通りに打ち切りになってしまったのです。
予定が飛んでしまい、水戸に直行する事も考えたのですが、上野の国立科学博物館で今日から開催の
大英自然史博物館展
が夜20時まで開催というのでこちらを見に行く事に。
高崎でSLレトロ碓氷到着を待ってしばし撮影。
上野駅に直行したのでした。
上野駅13番ホームから国立科学博物館に向かおうとしたのですが気になる物が。
リゾートトレイン四季島の発着ホームとしての改良工事がほぼ終わり以前と全く違う雰囲気になっていたのでした。
その後、国立科学博物館に移動。
今回の展示会、世界でも有数のコレクションを誇る大英自然史博物館の秘蔵コレクションが初の巡回展という事で夜6時を回っていたのにそこそこ混んでおりました。
そしてその中に気になる物が。
ピルトダウン人の骨の実物があったのです。
このピルトダウン人の骨、1909年に大英自然史博物館に持ち込まれた当初は人猿と人類を結ぶ種の貴重な発見だと目されたのですが実は
現代人の頭骨とオラウータンの下顎の骨をつなぎ合わせた真っ赤な偽物だったのです。
後にまがい物であると発覚したこのピルトダウン人の遺物、当の自然史博物館でも通常は展示されておらず
考古学と自然史博物館にとっての負の遺産を敢えて今回大々的に公開
となったのでした。加えて偶然国立科学博物館の関係者の方がピルトダウン人の解説をされているところだったので大変貴重な話を聞く事が出来ました。
夜の観覧だったので比較的空いた中で数々の至宝を見学した後、上野駅から水戸に直行したのでした。
ようやく水戸の宿に到着しブログをまとめてる次第です。
今日に関しては
群馬県の横川と茨城県水戸、それに東京の上野を結ぶ
V字の形での遠征
となり、これを
北関東V作戦
と名付けた次第でした。明日は海楽フェスタ本番という事でゆっくり休もうと思います。
