知られざる“コミケ”の世界

昨日の成人の日の夕方、NHKでとある番組が放送されました。

知られざる“コミケ”の世界

毎年お盆と年末に開催されている同人誌即売会

コミックマーケット

昨年末のコミックマーケット87にNHKが取材に入り、一般の方が知らないコミケについて本格的に取り上げたドキュメンタリー番組でした。

コミケに何度も参加している身として作品に興味があり、リアルタイムで視聴しました。

コミケ準備会の中身から創作系で頑張るサークルさん、東日本大震災で家を失いながらも東北の復興の為に艦これと東北のダブルネタで頑張るサークルさん、オリジナルゲームサークル、コスプレイヤーさんと30分ほどの短い放送時間ながらも大変中身の濃いかつコミケを真面目に取り上げた良い番組でした。

ただ途中でドキッとした事が。話題の作品として

艦隊これくしょん－艦これ－

が取り上げられたのですが、番組のナレーションを務めた声優の古川登志夫さんの歳の離れたお兄さんが艦これでもお馴染みの重巡洋艦「鳥海」に乗艦していて戦死された話を思い出してドキッとしたのでした。

実は昨年末の冬コミで何度かNHKの取材班に出くわし、テレビに映らないか期待半分、怖さ半分だったのですが結局はかすりもしませんでした。

NHKの取材現場で居合わせたコスプレイヤーさんをテレビでも拝見出来た（2日目の西ホールホワイエでコスプレイヤーさんを撮影しようと思っていたところにNHKの取材がきた）のが嬉しかったです。

コミケ3日間を取材して30分そこそこでは非常にもったいなく、別の形でさらに深くコミケを取り上げてくれないかなと思ってます。

ところで、この番組の放送直後にコミケ共同代表のフデタニンこと筆谷芳行氏が

権利等の問題でオンデマンド配信や再放送の予定がない

とTwitterでつぶやかれたのですが、相当に反響があったのか

1月18日午前3時から再放送決定

となりました。未見の方には是非録画して観て頂きたい思いです。