さわだ和代

写真付きで活動報告・日々のできごとやおもいを綴ります。

岸和田市大沢町土砂崩れの被害甚大

2017-11-07 22:10:24 | 日々の活動
今日、衆議院大阪18区候補者で奮闘されたやの忠重さんの実家が甚大な台風災害の現場となった大沢町ということもあり、私と矢野さんで下大沢にお見舞いに行きました。
床上浸水被害のあった居住家屋に限って見舞金1万5000円が市から支払われるのみです。工場は一円の見舞金もありません。

被害から2週間たちましたが、内畑町からの道は寸断されたままで、岸城塔原線から迂回して、大沢町に入りました。

町の様子はいつもの静けさを取り戻していますが、現場には一切立ち入れないようになっています。

ワイヤーロープ工場のご夫婦は大きな機械をばらいて、1つずつベアリングを磨き、サビや泥を取り除いていました。これが動くかどうかはわからないけれど、こうするしか仕方がない。
材料、製品が山積みされていたところに、この被害にあい、泣くに泣けないほどの損害。
車も4台廃車。今は保険で一ヶ月間のレンタカーを使用。若ければ、思い切って出直しもできるけれど、この年齢でこの被害はきつい。と漏らされていました。

カーペット工場、マットの縫製所、木工所、石屋さん、製品が水浸しで、マット製品もゴミ収集車7台分処分しなければならなかったそうです。土日も休まず、作り上げた製品を山積みしていたそうです。

とにかく木工所以外の工場のみなさんは機械が動くかどうかわからない不安な状況で日々機械を乾かし、手直ししている具合です。損害額はまだ計算されてないけれど、莫大になりそうです。

緊急に生業の救済措置が必要です。
地元の方は、ボランティアや役所の方には大変世話になった。泥だらけになって一生懸命やってもらって、ほんまに申し訳なかったと感謝されてました。
こんな大変な時に、そんなことが言えるなんて凄いなーと大沢町の方の芯の強さを感じました。
この二枚の写真でどれだけ綺麗になったかわかりますね。
1枚目は土砂崩れの2日後の写真です。
カーペット織り機。水浸し。乾かして調整したら再稼働できそうだとのこと。動いてほしいですね。
天井まで水が上がりました。
マット縫製工場です。ご夫婦がお話を聞かせてくれました。この作業場いっぱいになるほどの完成品が積み上げられていたそうです。
ごみ収集車七台分全て廃棄。
土日も返上して作業し、製品も材料も全て水の泡。

このブースにも全て製品が山積みになっていました。
泥が10センチぐらいたまり、床が抜け、張り替えました。

綺麗なマットは全て濡れてます。


水圧で奥の壁が穴空きました。


ワイヤロープの工場


機械が動くかどうかはわからないけれど、とりあえずバラしてベアリングのサビと泥を磨きとってます。


此処にはワイヤロープの材料や製品がビッシリ並んでいました。全て廃棄



スレート屋根の一部しか見えないほど水没したそうです。あっという間の出来事で、家に避難しようとした時は胸まで水がきていたそうです。
車も4台廃車。今はレンタカーで移動。
全てをあっという間に失った。命あるだけ良かったけれど、若ければ出直しもきくけれど、この年でこの被害は辛い。と漏らしておられました。


木工所の二階の時計は水没した時間を指したまま止まっています。


木工所の機械はなんとか助かりました。よかった。


民家から50メートル先はダム状況は解消されてません。此処から先立ち入り禁止になっていました。
お亡くなりになった方のご冥福を祈り、献花されていました。合掌

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。