約1ヶ月ぶりの”鏡張りの部屋”ですが。これまでの流れを大まかに紹介です。
主人公のダーレムは､ある闇組織に追われるも九死に一生を得て､迷宮のホテルカリフォルニアに救われた。早速､男には､2人の訳有り女が近づく。一人は薬の売人をしてた若い女カミーユ､もう一人はメキシコのスラム出の中年女サビオレ。
ホテルに監禁されたダーレムは､2人の女に身も心も翻弄されそうになるが､探偵マーロウが現れ､老支配人マティウスも精神的支柱になり､男は少しずつ自分を取り戻していく。
その時､ダーレムのかつての愛人レオニーが瀕死の重傷を負い､運びこまれた。そして時を同じくし､サビオレが失踪する。
その後､サビオレの義父が大麻密輸容疑で逮捕され､サビオレも疑われたが､マーロウの必死の奮闘で無罪を勝ち取る。
レオニーの意識は回復したが､彼女を襲った犯人の特定には至らない。マーロウが追う肝心の”ホシ”は､既に逃げ去ってたのだ。
そこに､ソレイマニ暗殺とウクライナ機撃墜のニュースが入り､マーロウの親友ダルデスから､”ドレフェス医師がソレイマニ氏を殺したのでは？”との機密情報が入る。
何とか情報の裏を取りたいマーロウは､日本にいるかつての仕事仲間に電話を掛けるが・・・
前回の”その34”では､親友で家庭医のダルデスの激白が､マーロウを怯えさせます。
”ドレフェス医師がソレイマニ氏を(CIAを利用して)暗殺したというダルデスの言い分が本当なら､ドレフェスは始末される”
そう思ったマーロウは､恩人のドレフェスを救おうと思いつく。
しかしマーロウは､CIAだけでなくペンタンゴンも疑う様になっていた。
”単なる闇組織だけの問題じゃない。政府が知らない権力が知らない所で働いている筈だ”
そう睨んだマーロウは､情報の確かな出何処とペンタゴンと薬物業界との癒着の裏を抑えたかった。
そこでマーロウは､元NSA職員だった転象を頼る事にした。一方で､今は日本にいる転象も､マーロウ兄の死の件では悔やんでいた。
お互いは昔を思い出し､意気投合する。
しかし転象の推測は､マーロウともダルデスとも異なってた。
”イランさえ潰せば､中東は支配できるとアメリカは見てる。イラン革命軍こそが中東テロの核だとトランプは思ってるんだ。ドレフェス医師がソレイマニと繋ってるというより､革命軍首領のソレイマニを潰したいが為に､何かに理由をつけて近付きたかったんじゃないのかな”
マーロウは納得した。
”つまり､ペンタゴンとドレフェスの利害が完全に一致したという訳だ”
マーロウは久しぶりに爆睡していた。5年ぶりの親友(転象)との電話での再会は､彼に活力を与えたに違いなかった。
その時､電話のベルが鳴る。
電話の主は元CIA職員で､今はロス市警の殺人課の警部補をしてるフレデリックだった。
”マーロウか？元気にしてるか？
実は言い難いことなんだが
君がホテルで囲ってるダーレムの事だが
闇組織が勘付き始めてるみたいなんだ
俺も必死でシラを括ってんだが
流石に限界だ
彼が潔白であるという証拠が欲しい
何でもいい､どんな些細な事でもいい
少しでもダーレムに有利な事でもいい
でないと､こっちも動きようがないんだ”
マーロウはいきなり叩き起こされて､戸惑うばかりであった。
”ああ､フレデリックさんか
兄の件では､色々とお世話になったね
お礼をと思ってたが､言いそびれてね
ダーレムの事なら心配はないよ
彼は100%シロだよ
情報の裏が取れないだけで
彼には大切な家族もいるし
今は慎重に動いてるだけさ
分かった早速､ダーレムを絞ってみるか”
フレデリックは少し安心した様だ。
”ああ､そうしてくれると有り難い
君がダーレムとその家族の事を
心配する気持ちはよく解るからな
お前の兄さんの時は動くのが遅すぎた
CIAの査読を確認してから動いてたから
相手に勘付かれてしまった
直感で動く事の大切さを君に教えられたよ”
マーロウはタバコを取り出した。
”いやいや､俺も対応が遅れたのさ
NSAにテンゾーっていただろ？
彼の情報を元に俺らは動いてたんだよ
勿論､CIAの査読も必要だったさ
でも､俺は直感でテンゾーを信じた
しかし､その直感すら遅れてしまった
反省するのはこっちの方さね
兄の件では本当に感謝してる
君は責任を感じてCIAを辞めたんだよな
何だか申し訳なくて､気まずくて
こっちから言い出せなかったんだ”
フレデリックは少し照れた。
”何を弱気なこと言ってんのよ
そういう事じゃ
またまた相手に先を越されちゃうぜ
腕力と洞察とクソ度胸こそが
君の持ち味じゃなかったのかな？”
マーロウは笑い飛ばした。
”フレデリックさんに言われちゃ
こっちは立場もないね
ダーレムの件だが､情報の裏は
テンゾーに相談しようと思ってる
彼の数学的洞察はCIAを超えてるからね
どうせダーレムも俺には
本当の事は言わないだろうから”
フレデリックもタバコを蒸す。
”そうだよな､俺らが尋問して
皆が皆､本当の事を自白してくれれば
これほど楽な家業もない
身を守る為には､ウソも方便なのよ”
マーロウはフレデリックに再度礼を言った。
”とにかく今すぐダーレムを尋問し
テンゾーに相談して､自白の裏を取る
フレデリック警部補には引き続き
闇組織の動きを厳重に見張ってて欲しい
大変だろうけど､お願いするよ”
警部補は丁重な物言いになる。
”そちらこそ､気をつけてな
誰が君を探ってるか分からないから
とにかく裏が取れたらすぐに電話してくれ
じゃ､お互い命は惜しいからな”
マーロウは受話器を下ろすと､迷宮のホテルカリフォルニアへと向かった。
尾行されても安心な様に､市警から渡された架空のナンバーが用意されてる。早速､近くのスーパーで車を乗り換え､架空のナンバーに張替え､ホテルへと向かう。
全ては自分と顧客のためだ。万が一､尾行されても､車載用のジャミング装置で相手のGPSを無効に出来る。一度も尾行されないのはそのせいだ。
ホテルに着くと､裏の入り口にカミーユが立っていた。
”今日はダーレムを尋問する番なのね
彼が全てを自白するとは思えないけど
暴力とか脅しとか､強引なやり方はダメよ
ホテルにはホテル内のルールがあるの
それには絶対に従って頂戴ね
ダーレムもレオニーが元気になって
比較的落ち着いてるようだから
発狂したり､問題を起こす様な事は
ないとは思うけど､念の為に
所持品の検査をさせてもらうわ”
マーロウは､持ってる全ての所持品をカミーユに差し出した。所持品と言っても､スマホとメモと車のキーだけだ。
カミーユはマーロウを招き入れ､ダーレムの部屋へ連れて行く。
マーロウはまるで自分が尋問されてるような変な気分になっていた。
”何だか俺が尋問されてるみたいだな
どうせ本当の事は言わないさ
アンタだって本当の事は言えないだろう
全ては自分の為だもんな”
カミーユは笑った。
”当り前でしょ？私だって探偵さんの全てを
信用してる訳じゃないんだから
それはお互い様でしょ？
絶対に手荒な真似だけは勘弁してよね”
マーロウも笑いながら､ダーレムの部屋に入る。
”まるで強請り屋みたいな扱いだね
これじゃ､尋問にもならんな”
カミーユは薄笑いを浮かべながら､その場を離れていった。マーロウは内心､ダーレムよりもカミーユの方が手強く感じた。
タバコを一服して､ドアをノックした。
ようこそ､
我がホテルカリフォルニアへ
🎵ここは素敵な場所でしょ🎵
🎵ここは素敵な人達でしょ🎵
元NSAのテンゾーも行き先のデータ群から
コロナ感染の核心を掴むだろうな
東京で118人の7割､
大阪で41人の8割が感染経路不明
情報保護のハードルもあるが
何処で遊んだかを公表すべきだ
しかし､専門家は違和感があると釘を刺す
集団感染者の”属性”を
明確にする事に違和感があるらしい
でもこの属性こそが感染拡大の鍵に
なりそうな気がするんだが
大人って大人の論理でしか動かない
だから経路不明の感染者に無記名で
何処へ行ったか書いてもらう
マーロウもテンゾーも怒ってるだろうな
経路不明がここに来て急に増えたのは調査に協力しない人がいるからだ。なぜ調査に協力しないかは明らかだ。如何わしい店に行ったからだ。
でもな如何わしい店に行けば高い確率で感染することが実証されれば、そこを封鎖することで1つ1つシラミつぶしに隔離していけばコロナ撲滅に有効な手段となる。
しかし立命館大のある教授は、集団感染した若者の行動を課題とするも彼らが立ち寄った場所を公表するのは違和感があると語る。行動経路を把握することも必要だが個人の属性や行動パターンを公表する必要はないとよ。
最後にこの教授は感染者を道徳的非難の対象にしてはいけないとも言った。
結局この教授は、集団感染した若者が道徳的に非難されるような場所に行き感染したことをバラしてるようなもんだ。
スケベパブやバーやクラブが非道徳的とまでは言わないが、口にしたくない行き先を明らかにするのは感染防止の近道だ。
全てを曖昧にしたがるこういった古臭い考えの教授がいる限り感染は収まるわけがない。
対処が少しでも遅れたら､国家予算規模の損失になる問題です。
欧米や中国だけでなく､日本もパンデミック状態である事には変わりないんですが､そういった危機感が政府には全くないんですよ。
医学部の教授でもこんな古臭い平和ボンボンの考え方に拘ってるバカがいるんですね。全く悲しい限りです。
夜の歓楽街が全て消滅しても､日本の危機にはほど遠いんですが。これ以上感染が拡大すれば､経済危機だけでは済まなくなる。
こういう基本的な単純な事を政府は理解できてないんですよ。
いかに安倍政権が利権とお金だけで動いてたかを物語ってますね。
コロナ感染対策も数学的洞察でどうにかならんもんかね。
隔離とか封鎖とか緊急事態宣言とか全く有効打にすらならんかったもんね。それどころか加速度的に酷くなった。
東京都も20日からの3連休の外出が感染急増の原因としてたが、夜の街に繰り出す威勢のいい若者やエロ親父の集団感染がモロに堪えたなぁ〜
せめて夜の風俗街でも完全封鎖しとけばって、みんな思ってるだろうね。でも自粛で下半身は溜まりっぱなしだから行っちゃうんだよ
弱い生き物だね♪〜男なんてさぁ〜♪
昨晩も夜遅くまで､若い連中が花火して楽しんでた。多分､よその連中だろうが､あんまりいい気分はしない。台湾やシンガポールが羨ましいね。
そういう私は昨日はお腹を痛めて夕方から食事無しでずっと寝てた。今日の昼になって少し元気が出てきたかな。
夜な夜な歓楽街へ足を運ぶオヤジ連中の元気の良さには呆れますね。
私の車の前に何台か現れた出て来たけど、
今になってその訳が解ったよな～
田舎県にエロ願望を満たそうと
温泉歓楽街目指してヤリに来たんだ
皆考えることは同じです。
パンデミックになっても､エロの欲望は少しも衰えない。これこそが本当の驚異ですね。
今日は若いのは花火してなかったみたいです。でも柳川も週末はそこそこ観光客がいます。田舎だから安全だと思ってんでしょうか。
夜の接客業は全面封鎖するしかない。