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真夜中の訪問者。その6〜幽体離脱と体外離脱と超感覚の違いと〜

2018年08月28日 19時05分29秒 | 真夜中の訪問者

 前回は、”スピリチュアリズム普及会”というサイトを参考に、霊体の正体と存在を紹介したんですが。少しワザとらしかったですかね。

 スウェーデンボルグは『霊界日記』の中で、死後の身体について”霊魂が身体なしで存在し得るとするのは誤りである”とし、”人間は死後、霊体の存在として生きていく”と述べてます。
 また彼は、”霊的な身体は霊の衣として仕え、物質的な肉体に正確に対応している”と述べ、スピリチュアリズムと同様、霊体と肉体の二重構造論を主張する。

 ロバート•モンローも同様の見解を示す。彼は、”第1の身体は肉体で、第2の身体は肉体より密度が薄く、肉体と重なるよう存在すると、明確に霊体と肉体の二重構造性を述べてる。


 そこで、今日は”幽体離脱”のお話です。ま、これに関しても、脳の誤作動とか、脳がつくりあげた錯覚や幻覚の世界との報告もある。勿論、これは科学的には正しいと思う。
 それに、一般には幽体離脱というより”体外離脱”の方が適切かもしれない。ウィキで調べた所、ちゃんとした説明がなされてるからだ。

 以下、一部抜粋です。

 体外離脱とは、自分が肉体の外に出てる、または自分という物理的な肉体を外から見てるという錯覚を伴う一連の体験である。国籍•文化圏にかかわらず、10人に1人程度は生涯に一度は経験はしてるとも。
 体外離脱では、自分自身の身体が上部から見下ろす視点になり、稀に体外離脱で移動したとされる地点で、第三者により目撃されたというケースもある。

 体外離脱が起こるのは、主に何かしら危険に遭遇した時、臨死体験時(臨死体験中に体外離脱を体験する確率は約40%)、あるいは向精神性の薬物を使っている時とされるが。人によっては明晰夢の最中や、”金縛り”の時に経験する事も。
 自らの意思で体外離脱体験をコントロールする人もいる。ヨーガの行者などは修行中に体外離脱を起こす事がある。ま、これに関しては明らかにペテン臭いんですが。

 体外離脱は”明晰夢”の体験と似てるが、夢見のような急速眼球運動は起きないので、夢見とは異なる状態にあると。また、体外離脱後には、夢とは比較にならないほど強いリアリティーを伴う世界が現れる、と報告する者も多い。

 この体外離脱後に訪れる世界には、主観と客観の入り混じるイマジナルな世界であるという報告が多い。アメリカの神秘主義の作家のマイケル•タルボットは、”体外離脱中に知覚した対象を、現実構造に変換する知覚能力を発達させる事が出来るのでは”と推測する。一方で臨死体験における体外離脱では、昏睡状態にある体験者が部屋や遠隔地の様子を詳細に描写できたケースも、数多く報告されてると。

 以上、大まかに述べましたが。体外離脱に関しては様々な文献が存在し、ウエブ上でも盛んに議論されてるので、そちらを参考にです。


 しかし、それだけでは説明できない部分もある事は確かだと思う。
 私が体験したのは、かなり強烈でリアルな体外離脱でした。突っ込んだ詳細は控えますが、凄いエネルギーで身体が浮き上がったのを覚えてます。

 前回でも紹介した様な、霊体の強烈なエネルギーというか。明晰夢とは明らかに異なる、それこそ強いリアリティーを伴う体験でした。時間に直せば、僅か十秒ほどの一瞬のものでしたが。ホントに怖かった。今でも思い出すとヤバイ位に怖い。こうやって書いてても、鳥肌が立つ


 私の知人も、凄い体外離脱の経験をしています。その人は幼稚園に行くか行かないかの頃、体外離脱を起こし、夜中に家の周りを彷徨いてたそうですが。それを目撃した人が偶然にもいたそうです。
 しかし、当の本人は部屋の中で眠ってて、外出した記憶はないと。しかし、夢の中で家の周りを歩いてたのを覚えてたらしく、その話を聞いた時も鳥肌が立ちました。

 勿論、幼児期の体外離脱のケースは多く、体外離脱の大半は、明晰夢の最中やや金縛り状態の時の錯覚や幻覚の記憶の体験でしょうし、臨死体験時の体外離脱なんて話は、腐るほど聞きますね。

 でも実際に、体外離脱の体験者を実験し、霊体(生霊)が肉体から飛び出し、異なる所に移動するという報告は、科学的に証明されてます。

 こういった奇妙な体験は、ESP(超感覚的知覚)と混同されがちですが。こちらの方は明らかなる脳の錯覚や幻覚でしょうか。
 故に、体外離脱により、未来が見えるとか見えないものが見えるという、怪しげな都市伝説は、非常に危険だとも言えますね。

 それに、訓練により体外離脱を体験出来るとか、アホ抜かせって言いたくもなる。彼等はホントの怖い体外離脱を知らないだけだ。


 だから私はこういった怖い体験は、人には言いたくはないのですが。あまりに都市伝説化されちゃうと、ヒトコト言いたくもなる。
 それに、未来を予知する能力は私にはないし、当り馬券を予想できる筈もない。それに危機予知能力も全くない。もし、私にそんな予知能力があれば、今頃は大金持ちになって、スピリチュアル系ブログと戯れてる暇すらないだろう。


 ただ私が言いたいのは、霊感がなくても、霊視能力がなくても、特殊な予知能力がなくても、誰でも霊体を感じる事は出来るし、体外離脱を体験出来るということ。
 明晰夢や金縛りの経験者がなくても、霊体のエネルギーが強ければ、その霊体を感じる事は出来る。
 つまり、特殊能力ではなく、単にエネルギーの強さの問題なんですよ。

 例えば、誰かを好きになったとする。その思いが強ければ強いほど相手に強く伝わるんです。勿論、上手く行くかは別問題ですが(笑)。

 そういう私も、明晰夢や金縛りはよく体験するんですが。そういう傾向からすれば、霊体を感じ取ったり、体外離脱を体験したりする確率は自然と高くはなるんですが。

 でも、どんな鈍感な人でも神経質な部分はあるし、繊細な部分もある。霊体や体外離脱を体験できなくとも、立派な人生を送れる訳で、逆に怖い思いをしなくていいのなら、それに越した事はない。

 という事で今日はここまで。次回は、明晰夢と金縛りについてお話しますかな。



2 コメント

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霊体と肉体の二重構造? (ootubohitman)
2018-09-01 15:08:08
再びこんにちはです。

霊体の後は体外離脱ですか。転んださんも好きですね、こういった超感覚現象が。幽体離脱に関してはいろん(異論)な本がでてますが。殆どが異論や超論みたいで。

でも、転んださんの奴は超リアルっぽいですね。瞬間移動というのは聞きますが、それに近いんですかね。その瞬間に凄いエネルギーが働いて、体を持ち上げるとか。これは超感覚を越えてますもんね。

確かに、トレーニングで体外離脱は体験できるとありますが。明らかにイメージトレーニングですもの。明晰夢なら私にも経験ありますが、それを体外離脱と決めつけるのは、幼稚すぎますよ。

アインシュタインの一般相対整理論ではないですが。強力な重力の周りでは、時空が歪むとするなら、霊体という強力な異次元のエネルギーが時空を歪ませ、人を持ち上げるというか。

ここら辺は、科学的に調査してほしいですね。安易なイメージ論や空想論にはウンザリですもん。
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Re:霊体と肉体の二重構造? (lemonwater2017)
2018-09-02 07:39:33
hitmanさん言うように、全てはエネルギーなんですよ、絶対に。イメージトレーニングでは、明晰夢がやっとでしょう。

 ただ、本場アメリカのジャズを聴いた時も、身体が浮いた錯覚に陥りました。5本の指に入る程の有名なサックス奏者でしたが。やはり、黒人の積もり積もったエネルギーを感じました。

 霊というものをイメージで捉えてる間は、霊の存在が解明される事はないでしょうね。
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