高木貞治とその時代”その4”(更新)〜類体論とイデアル類群と、そのノルム 2024年08月14日 08時22分53秒 | 数学のお話 偶然にも、この記事のタイトルと同じ著書「高木貞治とその時代:西欧近代の数学と日本」(高瀬正仁著、2014)があった。同じ様なタイトルに、「アーベルとその時代」(Aストーブハウグ著、2003)があるが、前者は”時代”をEraと書き、後者はTimesとしている。 例えば、Eraは元号などで区切られる時代を指し、江戸時代以前はPeriodを使ったという。一方、Timesは一般的 . . . 本文を読む