予選の4試合も含め、5試合連続の圧勝とも言える横綱相撲での準決勝進出、おめでとうございます。 まずは、5大会連続準決勝進出という(野球の本場アメリカですら成し得なかった)WBC参加国史上初の快挙に敬意と賞賛を評したい。流石、”野球の国”のニッポンの底力である。 だが、少し気になる部分もあった。これは後で述べる事にする。 第5回ワールドベースボールクラシック(WBC)の開幕 . . . 本文を読む
日本がスペインに勝利した時、日本中は歓喜に塗れた。一方で、敗れたスペインは手厳しかった。 ”国家の恥晒しだ。相手はコスタリカ戦で1点も取れなかった相手だぞ!スペイン人である事が嫌になった” スペインのメディアは、日本がコスタリカに負けた時よりも遥かに痛烈だった。が(結果論だが)、ベスト16でモロッコに敗れたのを見れば、酷すぎると思われた誹謗や中傷は正解だったのだろう。 世 . . . 本文を読む
勝ったら勝ったで盛り上がり、負けたら負けたで再び盛り上がる。まるで、どこの国を応援してるのか分からなくなったが、コスタリカの必死の守りとサポーターの神妙な祈りを見てたら、内心”日本負けてくれ”っていうもう一人の自分がいた。 その一方で、このカタール大会はワールドカップとして体を成しているのか?という大きな疑問が湧く。 6500人という数字を聞いた時に真っ先に1964年の東 . . . 本文を読む
1993年の”ドーハの悲劇”から29年。 この期間が長かったのか?短かったのか?私にはよくはわからないが、同じカタールの地で悲劇は歓喜に変った。 元々野球小僧の私は、熱烈なサッカーファンでもない。故に、この衝動を等身大に受け止める事はできないかもしれないが、ドーハの悲劇はやがて古い過去になり、ドイツに勝利した歴史的快挙という新たな過去にすり替えられていくのだろう。 (八百 . . . 本文を読む
子供の頃は、あれほどまでに憧れていたMLB(メジャーリーグ・ベースボール)が今やとても詰まらなく平凡に思えてくる。 観客動員は年々減少し、ガラガラのスタンドも目立つ様になった。その上、ストライキ(労使交渉決裂)は実質2度も起こったし、2度目の今回の交渉は今も継続中で、実質な解決には至ってない。 ステロイドが蔓延した2000年前後の頃の方が、ずっと盛り上がってた様な気がする。 野茂がメジャーに挑戦 . . . 本文を読む
1954年、12歳だった少年が愛用の自転車を盗まれた事が全ての始まりだった。 怒りに燃えた少年はボクサーを志し、無敵のチャンピオンとなる。 本名はカシアス・マーセラス・クレイJr(と黒人の名前)だが、イングランドとアイルランドの血も引く。しかし、頂点に君臨したその翌日に”クレイは奴隷の名前だ。キリスト教は白人の宗教だ”として(イスラム教に回想し)モハメド・アリを名乗る様に . . . 本文を読む
誤解なく言っておきたいが、一部には”ギブソンの精神力ではメジャーに耐えられなかっただろう”との声もあるが、これは誤りであると断言出来る(多分)。 以下でも述べるが、高校生でズブの素人がジョー・ウィリアムスの豪速球を受けるという事がどれだけ危険で怖い事か?プロの捕手でも嫌がっただろう。 若くして妻を亡くし、その落ち込んでた時に好きになった女が薬の売人の妻だったという不運。故 . . . 本文を読む
プロ野球も開幕し、何時もなら”普段の春”が始まる所だが、なかなか終息しないコロナ渦といい、ウクライナ危機といい、落ち着かない日々が続く。 そんな中、佐々木朗希(千葉ロッテ)の最速163K、8回3安打1失点で13奪三振の快投には、胸の透く思いがした。 落合氏も”まっすぐ一本だけに絞らないと、プロでも打てない”と脱帽した。 佐々木もメジャーに渡れば、& . . . 本文を読む
あるドーピング問題が、1人の小娘の全てを押し潰そうとしている。 絶望の中で滑った結果が破滅だとしたら?これほどの残酷が何処にあろうか。 ”なんであの娘が許されて、私達がダメなの?” 過去にドーピング違反でメダルを剥奪されたり、或いは選手生命を絶たれたアスリートたちは、決まってこう口を揃えるだろう。 事実、ワリエワやトルソワらの同国のライバルを抑えて、見事に金メダルを獲得し . . . 本文を読む
夏はそうでもないが、冬季オリンピックとなると、その競技となるゲームを無性にやりたくなる。 過去に、アイスホッケーやアルペンスキーのPCゲームをやってた時がある。面白いという程でもないが、これが意外とハマる。 日本とても南国のイメージが強い福岡の(それも)南の方に住んでるから、冬のスポーツはその全てが新鮮に感じてしまう。 勿論、スキーも出来ないし、スケートも滑れない。アイスボードなんて、まるで別世 . . . 本文を読む