子供はファンタジー世界の住人。
シュールな世界の放浪者。

シュールな世界の放浪者。

昨日はこどもの日でしたね。
そういえば以前、ちくわでこいのぼり作ったような気がしたけど、写真に撮ってブログにあげたような・・・・・・気もするけど。。
あちこちブログを探してたらこのイラストを見つけました。
こいのぼりといえば多治見の隣の瀬戸市、瀬戸物で有名な街ですが、ちょっと不思議な話があります。
こいのぼりにまつわる都市伝説みたいなお話です。
私の家から車で30分ほど行くと瀬戸市の中心街につきます。
最近はこいのぼりをあげる家は少なくなりましたが、昔は空を見上げればたくさん泳いでましたね。
ところがこの中心街にある深川町周辺の集落では昔から「こどもの日」に鯉のぼりを立てるべからず、という暗黙の了解があったようです。
そんなことなど全く知らずによその町から嫁いできたお嫁さんが、自分の子のお祝いに鯉のぼりを立ててしまったんですね。
その時からそこの集落で生まれた男の子が軒並み亡くなってしまったそうです。
そういうことがあったので絶対に鯉のぼりは立てないんだよ、という話をこの集落で生まれた近所のおばさんから聞いたことがあります。
瀬戸駅の裏にユニーというショッピングセンターがありますが、五月になってもこいのぼりが売れなくて困る、と店員さんがぼやいてたそうです。
もう20年くらい前の話ですが、ほんまかいな?と思って五月五日にそのあたりまで探検に行ったことありますが、ほんとに鯉のぼり一軒もたってなかったです。
話は戦国時代にタイムスリップしますが、織田信長と弟の信勝が戦った「稲生の戦い(稲生は名古屋市内)」で信勝軍は負けてしまい、その落ち武者13人が瀬戸まで逃げてそこで自害しました。
ただ、その中の一人だけは自害の報告をするために菩提寺のある品野町に向かいました。
そんなこととは知らない深川集落の村人たちは、「落ち武者がいるぞ!」ってことで殴るけるめった刺しにして殺してしまったそうです。
その落ち武者の祟りで、生まれてきた男の子に禍がもたらされるのでは、という話もあります。
鯉のぼりを立てると、男の子がいるなってわかるから、隠すようになったのかも。
おめでたい子供の日に怖い話になってしまいましたね。
これからの子供たちの未来には、明るく楽しいワクワクするような出来事がたくさんある毎日になりますように。