暇つぶしに・・・

絵を描いたり写真を撮ったり。

ニャンコ通信

2024-05-23 | 写真/猫/日記
次男坊の家に家族が増えました。
新入りニャンです。
名前はみかんちゃん。女の子です。
ノルウェージャンフォレストキャットとスコティッシュのあいの子(愛の子)です。







こちらはルイくん。
何されても怒らないおっとりした兄ちゃんです。
メチャやんちゃで毎日飛び跳ねてる妹が来てびっくりにゃん。




みかんは北欧の猫の血が入ってるから体が大きくなるそうです。
兄ちゃんの耳はぺちゃんこだけど、みかんの耳は立ってます。
耳がぺちゃんこなのは劣性遺伝なんだそうです。

モフモフで抜け毛がすごいらしい。


我が家のニャンズは...

チャコはただいまハリケーンの真っ最中です。
年とともにハリケーンの上陸の仕方も変化してきて今回は突然きました。
甘えっこモード炸裂。
私の上にのってべったりひっついてきました。
強力アロンアルファーでくっつけたみたいに絶対に離れない!


これ、息子が朝、血圧をはかってるのを見てます。
「兄ちゃん、酒飲みだから、大丈夫?
 ちょっと高いんじゃにゃい?」



ポン師匠。 
最近、私が行くと変な顔される。そりゃそうだよね。
朝晩、薬無理やり飲ませられるしね。

「にゃんだよ。
 にゃにしにきた?
 あんさんに用はねぇ。
  かえっとくれやす」


 
チャコはハリケーンでションションの回数が増えて「しっこでたにゃ~~」って夜中に何度も起こされるし、
ポンは💩がうまくでなくて、変なとこにぽろっと落ちてるし。
おしりふきでテッシュもってあと追いかけて。
子育てと介護老人の世話が一度に来たみたいな感じ。

大変だけど大事な家族だからね、頑張ります。



コメント (4)
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スーパー歌舞伎ヤマトタケル

2024-05-12 | 写真/猫/日記
名古屋市にある御園座(みそのざ)でスーパー歌舞伎ヤマトタケルを観てきました。
若い頃なら映画館や劇場、喫茶店等、一人でも行けたのに、パニック障害(不安神経症)になってからはどうも一人では怖くて息子を誘いました。
母「御園座に市川中車(香川照之)来るけどみにいかん?」
息子 「どっちゃでもええけど」
 って返事の時は「YES」ってことだと受け取ってるので、さっそくチケット予約しました。
市川中車さんは私生活いろいろ問題ありますけど、ま、それは横に置いといて。
歌舞伎役者としてはちょっと????マークつきますがテレビでみる香川照之さんの演技はうまいですよね。
だからこの俳優さん、好きなんです。
今回、ヤマトタケルを演ずる市川 團子 (いちかわだんこ)さんは香川さんの息子ですね。
親子共演ということもあってかなり楽しみにしてました。





ここ、御園座
昔は劇場だけでしたが数年前に建て替えて、劇場の上がタワマンになってます。
わらわら集まってるのはスーパー歌舞伎を見に来た人たちです。
8割かたおばちゃんばっかし。
おじちゃんはお留守番かな。







開演前に座席から撮った舞台。
下手側(舞台に向かって左手側)の前から二番目、花道のさらに左側です。
この席、端っこで舞台全体が見にくいので歌舞伎では「どぶ席」というようですが、「ドブ」って悪いイメージあるけど、役者の顔をよく見たい人にはいい席だと思います。
市川中車さんの顔、しっかり拝見してきました💛💛💛





パンフレットから
市川中車さん



市川笑也(いちかわえみや)
家は親子で笑也さんのファンです。
この方、もう65歳。でもめっちゃきれいですよ。

宝塚の男役はかっこいい女の人だとは思うけど、男性には思えないんです。
でも歌舞伎の女形はどこから見ても女性にしか見えない。
すごいなと思います。
歌舞伎の女形の人は、お風呂に入るときも、男役の人が入ってたら遠慮するし前を隠して入るそうです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ユーチューブに新橋演舞場で上演された時の動画を見つけましたので載せますね。



実は、息子、あんまり期待はしてなかったようですが、見終わったら「すっげー_!」の連発。
「所作がめっちゃきれい! すっげー!」
「声に張りがあって鼓膜がふるえる!すっげー!」
「着物の裾裁き、めっちゃきれい! すっげー!」
「 團子 、体 めっちゃ柔らかい!すっげー!」
「みんな上半身がすっごい安定してる、最近のアイドル役者みたいにふらつかない、すっげー!」
「これこれ!これが見たかったんだよ!」
なんて言っておりました。
奮発してチケット買ったかいがありました。

歌舞伎というと難しいというイメージありますが、スーパー歌舞伎は大掛かりな舞台設定と宙乗り、セリフも現代語にしてわかりやすいのですごく楽しめます。
ずいぶん昔にスーパー歌舞伎三国志で猿之助さんの宙乗りを見ましたが、今回は 團子 さんです。
ヤマトの国へ帰る途中で力尽きて亡くなったヤマトタケルが白鳥になって甦り空に舞い上がります。
きれい、可愛い、かっこいい! 三拍子そろってます。

ヤマトタケルについてネットである程度知識を入れてから観たんですが、見終わって思ったことは、ヤマトタケルの両親はいまで言うなら毒親ですね。
ヤマトタケルには双子の兄がいましたが誤って殺してしまいます。
それに怒った父親が「熊襲へ行ってヤマト朝廷に逆らってるやつらを成敗してこい!」ってタケルを追い出します。
悪いのは父親の嫁になるはずの姉妹を勝手に自分のものにしてしまった兄なんですが。
強い熊襲をやっつけて、これで父も喜んでくれると思って帰ってきたら、今度は蝦夷へ行け! また勝って戻ってきたら東国へ行け!
父は直接暴力は振るいませんが、死ぬかもしれないところへ行って戦ってこい、なんて子供に言うのは家庭内暴力と同じですよね。 
ヤマトタケルは悩みます。
「父は自分に死んでほしいんだ。生きてても仕方ないんだ。」

原作が梅原猛さんなので生きるとは何か、親子の在り方とは何ぞやとか考えさせられてちょっと哲学的です。



四時間があっという間に過ぎました。
お昼はお弁当を買って座席で食べるというのも歌舞伎座っぽくてよかったです。




コメント (8)
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