「テロ,ライブ」(2013年)
オススメ度 ★★★☆☆
キュンキュン度 ☆☆☆☆☆
脚本 ★★★☆☆
キャスティング ★★★★★
全編通して、ほぼハ・ジョンウの演技だけで構成されています。一人の人間のいろいろな心理を一人芝居で表現しているハ・ジョンウさん、すごいね。ちょっと台無しになる脱線で申し訳ないですが、「国家代表！？」に出ている時から、ハ・ジョンウって誰かに似ているなーと思っていたのですが、今日思い付いた。ちょーっとだけ、大鶴義丹さんに似ていませんか…？
それはともかく、この作品、ネットでの評価はおおむね高いものばかりです。韓国での公開時、動員数も550万人だったらしい。私も、あらすじを読んだとき、レンタル開始になったらすぐ借りようと思ったくらい、興味をもちました。実際観てみても、テンポよくどんどんストーリーが進むので見やすかったです。効果音も臨場感を増すのに一役かっています。ま、でも、550万を動員するほどの出来かと言われれば、そこまでとは思いませんでしたが。私が知らないだけだとは思いますが、ハ・ジョンウ以外の出演者に超有名どころがいないのも、観ていてリアル感が増しました。犯人はこれまでに出演作を観たことある人でしたけど。
韓国の悲惨なニュースというと、2014年の修学旅行生の乗ったセウォル号の沈没事故を思い出しますが、政府、メディア、その他の思惑がからんで人が死ぬってこと、本当にあるのでしょうね。それにしても「テロに屈しない」って文言、最近も聞いたな……。
韓国の、いや、きっといろいろな国にあるであろう社会問題を鋭く描いた作品でした。こんなにハッキリかいていいのかというほどwこれを新人の映画監督が作ったというのだから、これまた、すごいですね。
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