「建築学概論」

TSUTAYAのGW キャンペーンにつられ、準新作を沢山借りてきました。だって、準新作80円、旧作50円だったんですよ！借りなきゃウソでしょ。

さて、そんな準新作。今日はこちら。

「建築学概論」(2012年)
オススメ度 ★★★★☆
キュンキュン度 ★★★☆☆
脚本 ★★★★☆
キャスティング ★★★★☆


二人の男女、スンミンとソヨンの過去と現在を垣間見れる映画。初恋ならではのほろ苦さを思い出させます。エンディングも野暮ったくなくて、いい映画！…ですが、韓国で410万人を動員して、初恋ブームを巻き起こしたという程までの話題性があるようには感じませんでした。でも、なんともいい映画ですよ。映画らしい、映画です。

主演は、現在の二人はオム・テウンとハン・ガイン。過去の二人はイ・ジェフンとスジ。この過去の二人もなかなかいいのです。スジは「ビッグ」に出ていたときよりも、この役の方がはまり役だと思う。

それぞれがお似合いではあったのだけれど、役者さんたちの実際の年齢を調べていてビックリ。
オム・テウン→1974年生まれ
ハン・ガイン→1982年生まれ
イ・ジェフン→1984年生まれ
スジ →1994年生まれ

え。全然同級生ちゃいますやん！(笑)過去のスンミンは、結構、年いってたのね！初々しい大学一年にしか見えませんでしたよ。役者だねぇ。

ちなみに、おまけ。

過去のスンミン役のしょーもない男友達役。観ていた時は、「山田孝之さんにちょっと似てるなー。」と思っていたのですが、なんと、チョ・ジョンソクさんでした。えー。「キング～Two hearts」のウン・シギョン役ですよ！身なりとか髪形って大事なのねぇ。同じ役者さんとは気づかずに観ていました(^^; ちなみに彼は1980年生まれ。

本作品のイ・ヨンジュ監督は、建築家として10年ほどを過ごしてきたことがあるとか。監督の得意分野を織り交ぜた作品だったわけですね。劇中に出てくる済州島にあるソヨンの実家は、撮影後いちど取り壊されたらしいのですが、映画の反響に後押しされ、2013年3月に再建され、今はカフェとなっているとか。

これがねー、素敵なおうちなの！(海が目の前にあり過ぎてちょっと津波は怖いけど…。)韓国旅行さえしたことがないのですが、もし今後、済州島に行くことがあれば、是非立ち寄ってみたい場所です。

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