「雲を抜けた月のように」(2010年)オススメ度 ★★☆☆☆
キュンキュン度 ★☆☆☆☆
脚本 ★☆☆☆☆
キャスティング ★★★★☆
大好きなチャ・スンウォンの映画。まだ観たことがないから観よう♪と借りてきたら…つけて数分で盲目の人が出てきた瞬間に、数年前にもう観たことがあることに気づきました…。トホホ。ところどころのシーンは印象深く記憶しているのですが、あらすじをもう一回確認すべく、鑑賞。
なんというか、血生臭いのは得意ではないので、そんなシーンばかりで疲れたw 結末もなんだかやるせない感じ。むなしい、というか。でも、これが一番リアリティあるのかな。
冷徹で無慈悲なモンハクをチャ・スンウォンが演じていますが、このモンハク、無慈悲だけれど、ごくたまに見せる表情の変化に、モンハクの人間らしい心の動きをほんのちょっとだけ感じます。チャ・スンウォン、悪役も似合うよね。悪役でも格好いいから、ブチュブチュとキスしてしまうハン・ジヘ演じるペクチの気持ちもすごくわかるよw
数年前に観た時は知らなかったのですが、準主役のハン・ギョンジュは、ペク・ソンヒョンが演じているのね。「ビッグ～愛は奇跡〈ミラクル〉～」で主人公ダランの弟役を演じていた役者さんですよ。子役出身で意外と出演作品は多そう。「王の男」でも、候補に挙がっていたそうですよ。結局はイ・ジュンギになりましたが。(いや、あれは、イ・ジュンギが正解だよね。)
でも、韓流作品をたくさん観てきたので、数年前に観た時よりも、おっ！この俳優さんが出ている、ということがわかりました。「僕の妻のすべて」のリュ・スンニョンとかね。キム・チャンワンは、「イルジメ～一枝梅～」だけでなく、ここでも、ダメ王を演じていたんですね。人のいいおじさんだけでなく、意外とダメ王役も似合うんだなぁと思いました。
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