グッドスマイルカンパニーより今年7月に発売された天宮学美です。
出典はがくえんゆーとぴあ まなびストレート!という作品・・・らしいです。
でも、自分は主題歌が林原めぐみってこと以外は何も知りません。
購入動機としてはAmazonで半値だった上に、造形(特にポージング)が気になったから。
半値っていうのが一番デカイんですが・・・。
ちなみに一時期HOBBY STOCKでも半値で売られていました(現在は終了している様子)。
しかし発売当初は見向きもせず、半値になったから気になった、というのも凄く現金な話だなぁ、とも思ったり。
定価は¥5,800。
サイズと定価を考えると高く思いますが、実際手にとってみると納得できる価格ではあります。
むしろ半値にされてしまったのはそこが要因な気もしますが・・・。
以下詳細です。
エアロボードに乗った躍動感のあるポージング。
このポージングに惹かれました。
元となったのはDVD1巻のイラストでしょうか。
PVC、金属、ABS、ポリストーンなど異種素材を巧く利用してアクロバティックなポーズを再現していますが、
値段が割高なのはきっとそれが原因かと。
ただ、その甲斐もあって無理なく安定して飾ることができます。
造形・塗装に関しては特に大きな不満も無く、よくできていると思います。
なお、見本写真だとエアロボートと台座をつなぐ金属製の支柱が写っていませんが、これは見栄え優先の結果かと。
実際にはこの支柱が無いと安定はかなり難しいです。
ということで、ここでは見栄えよりも安定性を重視して支柱は外していません。
6方向より。
動きがあるのでどこから見ても情報満載。
横から見たときに、いかに不安定な姿勢ががわかるかと。
しかし、支柱や台座など、転倒しないように工夫がなされています。
小振りながらも良くできてます。
しかし、パッとこの図だけ見ると¥5,800は高く思えるんですよねぇ・・・。
基本的に正面か、ややアオリ気味で見るのが映えます。
顔は元気一杯の表情で可愛く作られています。
元の絵と比較すると顔は丸め。
むしろより一層幼くなっているようにも見えます。
髪型も少し解釈が異なっていたり。
ま、元と似てるかどうかはどうでもいいんですが。
ただ、ポーズを考えると髪に動きが欲しかったところ。
前髪は持ち上がってる方が自然じゃないのかなぁ。
側頭部~後頭部はかなりあっさり目。
それ以外は情報密度高めです。
右手のハンドルにかける指も自然で、爪もきちんと塗装されています。
左手の拳も同様。
背中と腰の小物もしっかりと作られています。
ちなみにこの生徒手帳を見るまでこのキャラはてっきり小学生だと思ってました。
いや、高校生には見えねーよ。
スカートのラインがメンドクサイ形状に関わらずちゃんと印刷されています。
むしろコストアップの一因じゃねーの?とも思ったり。
ポーズがポーズなので丸見えです。
それよりもスカートでエアロボードっていうのがどうかしてるよ。
現実に居られたら・・・周囲の人困るだろうなぁ。
パンツはあっさり目の造形。
特に凝っていることも無くシンプルな白です。
エアロボードを外した学美のみの状態。
当然ながら自立不可。
きっとこれだけだったら¥3,800とか¥4,200といった値段かと。
しかし、学美本体がそれなりに情報量があるので、単体でも十分見れるものになってます。
学美単体で4方向より。
この状態だとどんな状況なのかまったく把握できません。
なかなかにマズイ図かと。
台座は半透明のポリストーン製。
プラ製では軽すぎて、バランスがとれない為だと思います。
エアロボードの噴射煙を表現しています。
台座とエアロボードは2本の金属棒で固定され、うち1本は見えている支柱です。
噴射煙の無い平坦な部分は転倒防止のためのつっかえ的な役割を果たしてます。
この部分を切り取ったら確実に自立できなくなるかと。
この台座がコストアップの一因であることは疑いようもないよなぁ。
エアロボード。
えらくカッコイイです。
全てプラ製でキッチリ作られています。
コストアップの要因その2。
ヘッドライト、テールランプ、噴射口はすべてクリアパーツ。
ハンドルの支柱は金属製。
これでもか!ってくらい凝った作りになってます。
比較その1。
学美自身は司令官より少し大きい程度。
むしろエアロボードが学美と同じだけの高さあります。
比較その2。
エアロボード搭乗時との比較。
この状態だと全高は19cmになります。
窃チャ。
・・・チャリじゃないけど。
それはともかく、司令官の足裏の穴とエアロボードのダボ穴がピッタリ。
しかもサイズ的にそれっぽいし。
ノリノリだなぁ。
購入する前からずっと撮りたかった図。
台座が半透明なのはこの為かと。
どうも半透明台座だと台座を光らせたくなるんですよねぇ・・・。
ちなみに若干Photoshopでエフェクトかけてます。
エフェクト無しのレタッチ前のモノはこちら(大して変わりませんが・・・)。
まとめ
冒頭でも述べましたが、写真だけだと¥5,800という価格は高く感じると思いますが、
実際に手にとってみると納得できる価格です。
製品のクオリティを妥協しなかった結果のコストアップといった感じでしょうか。
躍動感のあるポージングを立体化するための工夫のあとが随所に見られます。
ただ、それが商品紹介の写真で伝わりにくいために売れ残り、半値に・・・という流れでしょうか。
実際、これが¥2,900だとしたら破格だと思いますよ。
これで、髪に動きがあればもっと躍動感が増したのになぁ。
唯一の不満はそこかも。
気になっている方はAmazonで半値になっているうちにどうぞ。
以上、天宮学美でした。
諸事情(置き場所など)でそうそう買えるモノではないので、写真・レビューなどを見て楽しませてもらっています。
自分もアルターナギは大変お気に入りです。
これからもレビューを楽しみにしてますね。
コメントありがとうございます。
自分のレビューが少しでも参考になるのなら嬉しい限りです。
ただ、自分のフィギュアの購入基準は結構テキトーですので、今後のラインナップが期待に沿えるかどうかは怪しいですが・・・。