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丸岡城(牛ヶ島石棺)

2011-06-07 00:11:21 | 古墳(福井県)
 富山城と違い、歴とした現存する天守閣の中で最古とされるのが、福井県にある丸岡城。
 元は、柴田勝家の甥、柴田勝豊が紆余曲折を得て、鬼作佐で知られる本田重次の長男、本田成重が継ぎ、更に紆余曲折を得て、有馬家が引き継ぎ、明治維新まで続く。
 天守閣は1948年に福井地震で倒壊したが、1955年に修復された。




 豪雪地帯なため、瓦は雪国使用の石瓦である。



 福井地震で落下後、天守閣の下に展示されているしゃちほこ。



 丸岡城の別名「霞ヶ城」の由来となったのは、この井戸から、大蛇が現れて霞を張り、城を守ったからだという。



 丸岡城を築城した際、子供を武士に取り立てる約束で人柱となった女性「人柱お静」の慰霊碑。結局、子供は、柴田勝豊が移封されたために守られなかった。



 実は、今回のメインは、こちら。牛ヶ島地区にある白山神社の林にあった古墳から発掘された舟形石棺である。



 発掘された後、しばらく八幡神社にて幟竿の控石などとして使われていた。こういう使用例を見ると、埋葬された人に是非心境を聞いてみたくなったりする。ちんちん山とか。



 長さ2.1m、幅0.76m、高さ0.3m。内法は、長さ1.7m、幅0.28m~0.44m、高さ約0.14m。



 実は、これで二つ。蓋の板石は、橋の材料に流用され、現在、行方不明のとのこと。



 裏側。なんだかんだと保存状態は、それほど悪くないと思う。




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 駐車場は、かなり大きいし、郷土博物館と土産物屋も隣接している。


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