冬の一景

冬が終わりかけているところに駆け込む様に、雪がこんこんと降っています。
でも２月の良いところは、かなり陽が延びてきて、会社帰りもかなり明るい事です。
一昨日も雪の降る帰り道、白い世界に白鳥が飛んでいるのを見ました。
こういうのを見ると、こんなとこも悪くないって思ってしまいますね。

働かないと汚れない

ひいばあは結構食べ物をこぼします。
それは仕方ない事かもしれませんが、食べ物のシミが服についてもティッシュで拭けば問題ないと思っているのが困ります。
おばばなのでかなり渋い色の服を着ているのですが、よくこぼすところの光沢が全然違う。
そう目が悪くなければ、すぐわかります。
それを何日も着続けられると、何だかこっちが嫌になります。
ばあちゃんがそれを指摘すると、『稼いでないのだから汚れない』とひいばあは一向に洗濯に出さずに着続ける。
あれで外出するでしょうか。
でもさすがに何回も指摘され、昨日外出する時に着替えたそうです。

ばあちゃんは明日はまたあの汚れた服を着るんじゃないかと、昨夜夕飯の片付けトーク。(誰も指摘しないと半月くらい着ているらしい)
でも無事今朝の洗濯物にその汚れた上着が入っていました。
もし着続ける様なら、孫(=旦那)や曾孫(=息子)に汚れていると指摘させようかと思っていたところでした。
別に汚いのを着てても構わないのだけど、あまりに度を過ぎると嫁が汚いものを着せていると言われてしまうのですよ。
私もよそのうちの事なら言うかもしれない。
けれど老人の場合、本人が頑なで家族がどうにも出来ないって事もあるんだな・・と勉強しました。

家庭内地雷を踏んじゃ駄目～

ブログも２年目に入って、きっとひいばあネタは尽きると思っていましたが、そんな事はないんですね～。
有り難い？事です。

昨日はひいばあの言動に一同無視のお話をしましたが、その直前起こった出来事です。
夕食時にひいばあがいきなり立ち上がって、シンクに何かぺッと吐いていました。
歯に何か詰まったのかな～なんて思っていたら、息子が『ぴ～ちゃん何してんの？』と素直に聞いたのです。
そしたら『煮物に石が入ってたから出したんだよ～』と息子に向かって言うのです。
もちろんその煮物を作ったばあちゃんは、ムカムカと吐き捨てる様に『あらっ外れだったのね』なんて思ってもいない事を口走る始末。
うちは煮物でも何でも一人ひとりに小分けにして盛って出すのですが、他の人の小鉢の煮物には全然石なんぞ入っておらず、逆に思い切り煮てあって歯ごたえのあるものがない感じなのに、ひいばあは何を食べたのでしょう？
その後煮物には一切箸をつけず、退席したひいばあですが、ばあちゃんはムカムカオーラはドクドクと流れ続けていました。
もちろんその間ひいばあのお喋りもどきもありましたが、行き詰る感じはずっと片付けが終わるまで続いたのでした。

息子も素直に聞くのは良いけれど、地雷を思い切り人に踏ませるのは困るね。

恐怖の会話

家族揃っての食事の時、喋るのは私と息子だけで、他の人は黙って食べるのみです。
息子が居なくなると私も喋る相手が居なくなって、ひたすら黙々とご飯を食べるのみになります。

昨夜は珍しくひいばあが発言。
『(斜め向いの家の)○○さんがひ孫に・・・って言われててね・・(現代語訳)』
誰も何も言いません。
旦那はあとで聞くと、だって面白くなんだもん！だそうです。
ばあちゃんはこの発言のちょっと前に煮物に石が入っていたと難癖つけられたばかりだったので、思い切り無視です。
いや～何だかハラハラしちゃいましたけど、私もばあちゃんが怖くて(仲間になっていて貰わないと困るので)反応出来ず、方言で分からないフリをして、その後も息子とトーマスの話をし続けたのでした。
いや～会話のない家で会話があると怖いです。
あっでも会話になっていなかったですね。

まだ甘く見ちゃ駄目

週末は久々の暴風雪でした。
私はお休みでしたので、無事に平和に過ごせました。
しかし旦那は出勤日で、しかも夜勤。
大雪の降り始めた頃に家を出て行ったのですが、途中スピンして何かのポールにぶつかって停止出来たのだとか・・結構やばいシチュエーション。
もう雪も大した事ないかな～と思うと駄目ですね。
そんな話を聞くと、雪をちょっと見ただけでブレーキを踏んでしまう私でした。

やはり払うべき？

会社で一緒にランチしているお母さんの一人が、通勤途中で追突事故に遭ってしまったそうです。
ムチウチみたいで全治２週間だとか。

しかし彼女は昨年末に続けて接触事故が２件もあり(加害被害の１件ずつ)、これはいかん！と車を買い替えて１ヶ月くらいしか経っていなかったのに。
こういう時はやはり餅屋は餅屋。
お祓いして貰うべきなんでしょうね。
私も幸い事故に遭わずここまでこれたけれど、地元の人でこうなんだから気をつけないと。

そう言えば、餅文化の岩手南部では餅屋が結構繁盛しているらしいです。
自分の家で餅を出す行司の時にオーダーするのだそうです。
おうちでつかなくなったんですね。
うちじゃあついているけれど、私の代になったらどうなるんだろ。

西の月

今朝起きてストーブがタイマーで点いている階上の居間に駆け込むと、西側の窓から真正面にお月様。
しかも結構真ん丸。
満月好きにはたまらない一瞬です。
何か良い事ありそう。

人に聞く味

ひいばあは食べる前に『これは味があるのか？』とよく聞きます。
何だか変ですよね。
でも私の作ったものには無条件で(=何も誰にも聞かず)、醤油なりドレッシングをみっちりかけます。
そうするとばあちゃんが『味があるんだよ』と言いますが、『俺には甘い』って食べる前からこの会話。
きっとばあちゃんには気を遣って、味を薄くても味があると聞かされると我慢してるのかな？

しかしここの家の人達は、食材自身の味を味わう事がほとんどないです。
何でもしっかり味がついているし、ドレッシングやマヨネーズもダブダブするほどかけます。
田舎の人ってこういうもんかな？

間接的にも攻めまくってます

よく息子を寝かす為とか、食べさせない様にする為とかに嘘をつきます。
例えばお買い物に行こうと言って車に乗せて昼寝させたり、食事前だから食べたいと言っているお菓子はあっちで食べよう・・あっちで遊んで忘れさせよう・・なんて。

まだ幼いので結構それがうまくいく。
買い物に行かなかった事や、食べたかったお菓子を忘れて、それなりにご機嫌。
でもそれをことごとく駄目にするのがひいばあです。
『ジャスコ行って来たか』とか『何でお菓子食べなかったのか』とか言うので、息子はさすがに思い出し、その後大不機嫌。
機嫌が悪いと手が掛かる・・だけどひいばあは特に何をする訳でもない。(されても嫌だが)
これも嫁いびりの一環ですかね。

横浜の風

先週会社でモチベーションアップの公演がありました。
１時間半と言う短い時間だったけど、すぐ感化されてしまう私はおぉと自分に少しだけ叱咤した訳です。
その講師の先生は、子育ても終わりバリバリ働くおばさまで、家に帰ると(鎌倉だって言うからこれまた羨ましい響き)103歳の旦那の祖母、80歳台の舅と姑が居るんだそうです。(子供は独立し、旦那は単身赴任中だそうです）
つい我が身と照らし合わせ、ここにビビっと来てしまいました。
そんなんでも会社を設立して、睡眠時間２時間で講師業はするは、企画は作って営業するは、来たメールには必ず目を通し返事を書くは・・と何でも出来ちゃうのが凄い！
モチベーションアップを論じる方なので、やってらんね～なんて言う事が逆に許されないのかもしれないけれど、凄いです。やや憧れ。

そして最後にメアドを言っていたので、早速メールしてみちゃいました。
もちろん返事が来ましたよ。
私がやや愚痴を書いたので、岩手に染まらねばならないなんて事はなく、横浜の風を吹き荒らしてやれば良いじゃないかと返事。
なるほど～でも横浜の風ってどんな風？