最寒地

週末青森にプチ旅行しました。
ちょっと暖かいなぁと思っていたら、旦那がいきなり「青森は岩手より雪は降るけど、寒くないよ」って。
え～～。
更に話を聞くと、本州の最寒地は岩手の内陸、盛岡の近くなんだそうです。
ぎゃ～、ここも大きく分類すると岩手内陸部。
じゃあ今まで世の中で一番寒いところで暮らしてた訳～～～(ちょっとデフォルメされてるけど)
今回は岩手の真冬は体験せずに済みそう。
でもそれを知っていたら、心が死んでしまったろうから、こんな最後に知らされたのだろうか。
しっかしこの頃妙に寒さを感じます。
半分以上気のせいだと思いますけどね。

名前書き

息子の入園も明後日といよいよです。
体験入園の時に貰ったしおりを見ながら、あれこれ準備しているところです。
最近はもっぱら名前書き。
服や持ち物にせっせと名前を書いてます。
気になるのは、まだ手元に来ないお道具などの名前書き。
入園式の日にど～んと配られ、すぐ名前を書いて持って来いって言われるんじゃないかとちょっと不安。
なので、音楽教室で知り合ったママさんに聞いてみました。
『お道具は全部先生が名前を書いてくれるんだよ』とあっさり。
こんな事してくれる幼稚園もあるんですね。
(同じ公立でも小学校はしてくれないらしい)
多分岩手の中でもそんな幼稚園はかなり少ないと思いますが、ちょっとラッキーなのでした。

お盆っていつ？

お盆の日っていつなんでしょうね？
ランチ仲間の一人が、旦那と自分の実家のお盆の日が違うのでどっちにも行けて助かると言っていました。
彼女とその旦那さんは共に岩手の出身なのに(しかもどっちも南部藩領域)、ちょっと離れていると違うものなんですね～。
私のうちはいつなのかと聞かれましたが、お盆のメインの日に居た事がないのでさっぱりわからず・・。
でも今日はお盆のスタート日らしく、ばあちゃんが未明からお赤飯を炊いていました。
まぁ許される限り帰省しまくろうっと。

木曜日のパン

ここ何ヶ月か前からパンを売りに来る人がいます。
木曜日にミニバンで近所を１軒１軒回ってきます。
盛岡のパン屋さんに雇われた売り子さんが車で回っているのですが、どういう経緯で盛岡のパン屋がこんな離れた田舎にまで来るのか不思議です。
意外と高くて、何も考えないで買っていると２千円くらいになってしまいます。
でもうちでは何だか毎週買っているみたいなんです。
ジジババ達の中で、木曜のお昼はサンドイッチ！と決まってるみたいです。

１ヶ月前に一度木曜日に休みを取った事がありました。
その時に買ったある菓子パン詰め合わせを旦那に私が好きな苺味の物だけ食べられて(しかも旦那は苺味が取り立てて好きじゃないのに)、悲しくバニラ味を食べ悔しい思いをしたのでばあちゃんにお願いして無事数週間後に食べる事が出来たのです。
が、昨日また『買っといたよ～』と同じ菓子パンを手渡されました。
きゃ～まだ前のも残っているのに(ちなみにその菓子パンは凍らせて食べると美味しいからと言われそうしている＆好きな味のだけたべ切った)、まずい！！
ばあちゃんは誰かがちょっと美味しいと言ったものは、切れる事無く大量に買う人だって言う事をすっかり忘れていました。
ばあちゃんに次は買うなと言わないと。

パン屋の話か、ばあちゃんの話かわからなくなりましたね。
まぁ何にしても木曜日は帰宅するとパンが溢れているのでした。

旅行

一昨日・昨日とばあちゃん達は旅行に行っていました。
年に一度この地域の人達で一泊の旅行に行くのです。
家の前の道にあるバス停あたりに止まった一台の観光バスに、近所中の人が集まって乗り込んでいくなんて、横浜じゃあ考えられない光景です。
岩手でも新興住宅地ではないと思いますが、もうずっと前からここに住んでいる人ばかりのエリアではそういう事はまだありなんです。
私が会社から帰ると、もう旅行から帰っていて、お土産のピコピコ銃で走り回る息子が迎えてくれました。
お土産屋で勇んで買い込んでいるばあちゃんの姿が目に浮かびますね。

日曜の茶の間はテレビの爆音が家の外まで及んでいて(注意してくれるじいちゃんが居ないのでひいばあのやりたい放題)、居心地悪かったぁ。
ひいばあも連れて行ってくれると良いんだけどね。

何故か岩手にだけ

昨日私が高校生の時から大好きなパズル屋である、ニコリの年間会員の手続きをしました。
ニコリはどこの本屋でも売っている訳ではありません。
なのでニコリが売られている店リストがあって、昔はそこの店にわざわざ行ったものです。(今なら横浜のそこらじゅうの本屋で売っていますけどね。)
年間会員になると、本屋に行かなくてもパズルが発売されれば郵送で送られてくるシステム。
ちょうど妊娠した頃からそういうシステムが出来て、即入ったのですが、今岩手に来てこれはなくてはならないシステムだと痛感しています。
何と！東北６件の中で岩手だけ販売店がないのです。
ニコリの販売店に限らず、他５県にはあって岩手だけないって結構あるんですよね。
何でだろう？
ネットとか無かった時代、結構暮らし難かっただろうな～。

いただけない物

こちらには色々独特な食べ物がありますが、私の食べられない物がいっぱいあります。
まずは生のお魚を麹で漬けたもの。
入れるお魚は家に依って様々だとかで、ここの家は赤魚。
でもばあちゃんの実家では秋刀魚を内臓もろとも漬けてたとかで想像するだけで結構グロテスク。
内臓なしの赤魚でもむしゃむしゃと皮を剥ぎながら何匹も食べているひいばあは、グロテスクです。

次に白菜の漬物を麹で煮たもの。
これはばあちゃんさえも食べられないそうで、ひいばあの命に従って作るのみだそうです。
私的には(元々漬物が駄目出し)、見た目もイタダケナイ。

最後にこれは以前書いたかもしれないけれど、干し柿の天ぷら。
椎茸の天ぷらかと思って食べたら、とんでもなかったのでした。
他の人達は絶対に手を出さない代物。
だったら言ってくれよ～と旦那に文句だらだら言ったものでした。

これらはみなひいばあの大好きなもので、なので嫌な嫁は昨夜もひいばあがげんなり来る様な夕飯を作ったのでした。(単に旦那のリクエストなんだけどね)

とどめの寒さ？

先日の３連休が明けて、会社に行ってみると、２７ｋｍの通勤路上に、どなたかが亡くなられてその家を案内する看板が３個も。
岩手の一連の葬儀は１週間もやるので、同時ではなく単にオーバーラップしているだけなんだろうけど、それにしても多い。
そう言えば、連休直前同じ課の人の(同い年)お父さんも亡くなられて、お葬式は昨日だったな。

岩手はこの時期亡くなられる方がとても多いみたいです。
やはり寒さが一段と厳しくなるからでしょうか？
ひたすら合掌です。

居部的文化

そろそろ七五三の季節ですね。
でもここのエリアにはそういう文化がありません。
その代わり『七つ参り』と言って、男女問わず小学校に翌年上がる子達がお参りをする風習があります。
小学校の入学式に着る服をこのお参りの時に買うので(嫁の実家が贈るものらしい)、親にとっては何回もやらずに済むし、経済的！

でもこの『七つ参り』は、村(もう区なんだけど)の東側だけの文化で、村の中央から西のエリアではやったないのだそうです。
七つ参りをしていないエリアは普通に七五三をしているのかと思いきや、何もしていないらしい・・それもちょっとびっくりです。　
会社の人達に聞いても(村の人ではない)、七つ参りは知らないし、七つ参りって本当に村の東エリアだけの文化みたいなんです。
絶対に不思議・・

Noisy

田舎って静かでのどかで・・ってイメージがあると思いますが、来て見てだんだん違うな～って感じる事が多くなって来ました。
国道沿いに住む事になったせいもあって、まず四六時中車の音がうるさいし、今は米の乾燥機が終夜動いているし(うちは持っていなくてお隣のだけど)、冬は雪が降れば除雪機が朝からうるさいし、夏は草刈機のき～んき～んと言う癇に障る音がそこら中から聞こえてくるし・・。
まぁあと意外とどろどろした人間関係もありますね。
てな訳で、都会の閑静な住宅地の方がずっと静かです。