弁当箱

こんばんは～。
今夜は岩手帰省の土産話第一弾です。

ばあちゃんはそう料理が下手でもないのに、帰省すると外食したがります。
私は帰省している訳ではないのでどっちでも良いけれど、旦那たちはやはり懐かしのおふくろの味が良いんじゃないか？と思うのですが。
今回４泊しましたが、義弟も集まった日はお寿司を取りました。
他の日も外食に行きたがったいましたが、旦那が「家で食べればいい」と言ってのけたので、３晩は家食となりました。
と言ってもランチは外食なので、夜も外食だと行くところがなくて結構辛いものです。
旦那的にはどちらかというと、そういう理由だったかも。
まぁそれは置いておいて、ばあちゃんが「じゃあ弁当箱を買ったから、お弁当にでもする？」と言い出しました。
お店のランチのお弁当みたいな、フタ付きで、仕切りがあって、ちょこちょことおかずがいれられるようになっているものです。
最近２０個も買ったそうです。
１個千数百円だったとか。
冠婚葬祭で家に人が集まって食事をさせる時に、お膳にいくつもお皿を並べるよりは、お弁当箱って１つで済んでしまうから楽なんだそうです。
しかも近所４・５軒で２０個ずつ買い、数百円安く買えたのだとか。
「足りない時は近所で借りたり貸したりすれば良いからね」って言われたけれど、これを真面目に使うのは私ってことなの？？？
にこやかに説明するばあちゃんの傍らで、凍てついていた私でした。

軽量カップ

昨夜夕飯を家族で頂いていて、ふとシンクの方を見ると、え～～～。
軽量カップに菊が無造作に活けてあるじゃないですか。
料理があまり上手でない私にとって、軽量カップはお友達！
ちょっとビールの勢いもあってか、むき～～～～っと来てしまいました。
そう言えば「今朝(今からだと昨日の朝)ひいばあが庭で菊を熱心に取ってた！」
花を活けるにしてはあまりに無造作なのもあって、これはひいばあの仕業に違いない！と確信。
片付けの時に「今朝ひいばあが菊を取ってたと思ったら、こんなところに活けて・・・」といかにも困りますね～とばあちゃんに言ってみたのです。
そしたら「まだつぼみだったから私が活けたのだ」とばあちゃん。
何の事だかわからないにしても、地雷を踏んでしまった事だけは即座に理解。
あ～～～～もう真っ白。

そんな灰状態の私をよそに、ばあちゃんは喋り続ける。
今朝ばあちゃんがパートから帰ったら、台所に菊がいっぱい並べてあったのだとか。
「何これ？」とばあちゃんがひいばあに聞くと、「朝雨に当たったから、干してんだ」とひいばあ。
その菊は、菊は菊でも、食用の菊なんだそうです。
「湯がくものなのに干してどうすんの」とひいばあをばっさり。
「まだつぼみが多くて、取るの早かったんだよ」と更に追い討ちばっさり。
・・・で軽量カップにつぼみの物だけ活けられたと言う訳なんです。

いや～久々に地雷を踏んだけど、何だか生還してました。
やっぱひいばあが単に花を摘むなんて、有り得ないって事も再認識しました。

在庫

ばあちゃんは買い物がダイナミックなんです。
じいちゃんが言うには「物がなくなる事が怖い」人らしいです。
それに対して私は使い切る事が好きな人。
使い切ったら補充し、在庫はスペースの問題もあるし、最低限にしようと思っています。
あとお得ならジャスコとかのブランドでも全然構わない人です。
でもそれはばあちゃん的にはとても感じの悪い事みたいですね。

なので私は自分が夕飯の支度をする時くらいしか食材を買わないし、日用品もしかり。
他に私が買い物をするのは自分の回りの物くらいでしょうか。
買うのをためらっていると、旦那や子供の服や下着まで買われてしまうくらいの勢いですから、私も岩手に来て買い物に対して潔くなった気がします。(あと品揃えがあまりないから、今欲しいなら目の前のそれを買うしかないって言うのもありますね)

そして昨日、洗濯の洗剤がなくなったので、倉庫に見に行くと、何と８個も置いてある！！
この前少し片付けてやった(←おこがましい表現ですね)スペースにどっかり置かれていました。
う～んなまじ片付けなんかしない方が良かったのか？
何とも微妙な気持ちで、一箱開けたのでした。

カットパイン

息子は何故か瓜系の食物が嫌いなんです。
例えばきゅうり、スイカ、メロンは一切口にしません。
このところ風邪気味なので、食が細い日対策でカットしてあるパイナップルを買って置いています。
連日パインを食べているのを見て、前沢の病院に行ったひいばあがこれまた大量にカットパインを買って来ました。
それを夕飯の片付けの時にばあちゃんが教えてくれました。
『あのパイン、何だか白くて熟れてなさそうなんだよね。』と言葉も添えて。

だけどジャスコに行って買って来たなら、そうあれこれ品揃えがある訳でもなく、カットパインって言ったら(大小などサイズ種はあれど)１種類しかないのです。
時々ばあちゃんが買って来るのと同じ物。
だからひいばあが買って来たからと言って、そう熟れてないまずい物を取ってくるとも思えません。
適当にその場は相槌打って、今朝の朝御飯にそのパインをだしておきました。
昨夜私に言った事など忘れて食べるだけか、それとも意外とまずくないと一人思って食べるのか・・まぁ私はどっちでも良いです。

退職する方々

今月いっぱいでばあちゃんのパート先の国民宿舎では、従業員が３人辞められるそうです。
一人は定年退職。
もう二人は実質クビだそうです。
その一人は支配人らの言う事を全然聞かずマイペースの事務の人。
いい加減堪忍袋の尾が切れて、クビらしいです。

もう一人は厨房の人で、この人が凄いんです。
元々客室係でお客様の財布から少しずつお金をくすねる事で、何回か警察沙汰になり、厨房勤務に。(この時点でクビにならないのが不思議)
厨房でも周りが目を離すと、何でも持って行ってしまうのだとか。
例えば翌朝に出すバイキングでのおかずを持参の弁当箱に詰めちゃうとか・・もう凄い・・そんな事を平気でやっている。
それを言っても今まで解雇しなかった上層部にも不思議。
まぁやっとテコ入れされると言う訳です。
その人を監視しながら仕事をするのは、結構しんどいらしいです。
ばあちゃんも一緒に厨房から去る話だったけど、そうでもないみたいなので、ちょっと楽になって良かったね。

パート続行

３月でパートを終えると言っていたばあちゃん。
でもやっぱり終わらないみたいです。

数日前にパートに行った時に、忙しかったので副支配人も厨房を手伝ったそうです。
今日は特別忙しいと思った副支配人に、厨房のおばちゃん達は『いつもこんなだよ』と現場を教えたのでした。
続けて『でもこの半分が来月から居ないよ』と、６５歳を越えるパートが何人もいるとひとこと言ったのです。
その副支配人は春から支配人になるそうで、誰がそんな事を言ったんだ～と大騒ぎ。
でもその決定は今の支配人のもので、そう伝えると『じゃあ来月からまた呼ぶから』とあっさり。
よくよく聞いてみると４月から入る人は、正規の従業員で辞める人の代わりで、居なくなるパートの分は見込んでいないのだそうです。
たまたま副支配人が現場を見たから分かった事だけど、知らずに来月になったら人手が足りずに大騒ぎになっていた訳です。
どうしょうもない感じがして、笑っちゃいますね。
さてばあちゃんは何歳まで働けるのでしょうね？
昨日・今日・明日とこの週末もフル出勤です。

今春引退？

ばあちゃんのパート先である衣川荘は、ハードワークな割には時給が安く、なかなか働く人が来てくれません。
なのでばあちゃんは去年の春に送別会を２回もやって貰ったのに、今週末お願い！と電話があり、せっせと出掛けていく訳です。
でもこの不況のせいか今回の募集では結構採用できたらしいのです。
(と言っても５０歳代の人ばかりらしいですが＝薄給で子育て世代は無理なのです)
ばあちゃんもこの春いよいよ引退かもしれません。

ばあちゃんは無職、旦那は給料激減、じいちゃんだって田んぼはそう儲からない・・となると、一番の金持ちはやっぱ遺族年金のひいばあですね。
でもばあちゃんは３月まで働くので、この週末も出勤です。

レギュラーコーヒー

階下のお茶はインスタントコーヒーです。
でも週末コーヒーを入れようと、ビンを開けてみると、レギュラーっぽい。
試しにインスタントの様にコップに取ってお湯を注ぐと、案の定溶けない。
困っているなら階上で引き取ろうかと思って、旦那からばあちゃんにレギュラーじゃないかと聞いて貰う。
間違えは認識していて認めたものの、他にコメントなし。
旦那は何も言わないからほっとけと、何もなし。
でもばあちゃんも結構意固地な人なのかな～(ひいばあはそのもの)なんてちょっと将来(老いると加速しそうで)に不安を感じた一幕でした。
あぁメンタル的に強くなるには、不安要素を考えない様にする事も大事らしいです。わすれよっと。

仕事

ばあちゃんは定年まで働いた国民宿舎の仕事を、今は時々パートでやっています。
今年の春にパートも辞める宣言をして、送別会までやったのだけど、代わりの人がなかなか見つからなくて、この週末も木・金・土と３日間泊まりパートです。(夕飯と朝食の準備・お給仕をするので夜勤じゃないけど泊まり)
じいちゃんはちょっと嫌そう。
春に辞めるって言って、この半年大地震の後少し暇だったけど、先月からはだいたい週末にお呼びが掛かる。
夕飯をさぁ食べようって時に電話で今すぐ来て！なんて時もあったりするんだけど、ばあちゃんは結構働きに出るのが好きみたい。
その夕飯直前コールの時は、じいちゃんがコール電話を受けているばあちゃんに向かって断れ～と何度も言ったのだけど、全く聞く耳持たずで５分後には出動していたのを見て、そう思いました。
最近予約を取らないで、ふらりと当日空いてますか～？と客が入って来るのだそうです。
予約の人数でパートまで呼ぶかどうか決めるので、当日ふらっと来るお客が何組もあるとそういう事になってしまうらしい。

置いていかれる家族は嫌なのかもしれないけれど、仕事に行きたい気持ちは結構わかる。
なのでじいちゃんと喧嘩にならないくらいに頑張って稼いで、孫にでも貢いで貰おうかな。

晩のおかずは２食分

ばあちゃんはいっぱい買って来て、いっぱい作って、いっぱい残す人なんです。
足りない事に異常な恐怖があるのか、私と真逆をいくので、最初はびっくりしてしまいました。

ところで昨日の朝、旦那が昼勤務の時は晩御飯を家で食べないで会社で食べる事にすると宣言しました。(何でも会社の仲間でそれで5Kg痩せられた方がいるそうです)
私が出勤する日はばあちゃんが晩御飯を作るから、ばあちゃんにもちゃんと言ってねと旦那に念を押したのです。
別に夕方に用意しなきゃいいし、用意しても次の日の朝食べれば良いじゃんって旦那。
甘い！
おかずに依っては(特に刺身の時)私が帰宅した時点で旦那の分もちゃんと盛り分けられていて、しかも多く買って来てしまう為盛り切れず同じものが翌朝分まで盛られて冷蔵庫に入っている事が多いのです。
帰宅してみると、息子が『今日はお刺身だよ～』と走ってきました。
あぁもう朝言った通りのストーリー。
旦那はしっかりばあちゃんに宣言を伝えておらず、冷蔵庫には旦那の夜の分と翌朝の分のお刺身が２皿も。
なので、今朝はじいちゃんにもお刺身を食べて頂く事にしました。
私的には翌朝に刺身を頂くのはちょっと・・なんだけどね。
贅沢な話で申し訳ないけど、この家に来て刺身の高頻度の摂取にちょっとうんざりきてしまいました。(おでんよりはBetterではあるけど)