働かないと汚れない

ひいばあは結構食べ物をこぼします。
それは仕方ない事かもしれませんが、食べ物のシミが服についてもティッシュで拭けば問題ないと思っているのが困ります。
おばばなのでかなり渋い色の服を着ているのですが、よくこぼすところの光沢が全然違う。
そう目が悪くなければ、すぐわかります。
それを何日も着続けられると、何だかこっちが嫌になります。
ばあちゃんがそれを指摘すると、『稼いでないのだから汚れない』とひいばあは一向に洗濯に出さずに着続ける。
あれで外出するでしょうか。
でもさすがに何回も指摘され、昨日外出する時に着替えたそうです。

ばあちゃんは明日はまたあの汚れた服を着るんじゃないかと、昨夜夕飯の片付けトーク。(誰も指摘しないと半月くらい着ているらしい)
でも無事今朝の洗濯物にその汚れた上着が入っていました。
もし着続ける様なら、孫(=旦那)や曾孫(=息子)に汚れていると指摘させようかと思っていたところでした。
別に汚いのを着てても構わないのだけど、あまりに度を過ぎると嫁が汚いものを着せていると言われてしまうのですよ。
私もよそのうちの事なら言うかもしれない。
けれど老人の場合、本人が頑なで家族がどうにも出来ないって事もあるんだな・・と勉強しました。