人の振りは他人事

ひいばあの一番仲良しは、近所のボケたおばあさん。
何度も同じ事をたいそうびっくりしたとうちにまで言いによく来る。
最近見ないなぁと思ったら、お盆から娘のところに行っているのだそうだ。

『○○ちゃんは(そのボケばあさんの家の若いおばあさん)、■■さんが居なくて気が楽で良いって言ってたけど、■■さんじゃそうだよね。』とひいばあが言い出す。
とっても他人事の様に言うひいばあに、ばあちゃんと二人あんぐり。
三百万歩譲ってボケてないにしても、自分が忘れた事を聞いてねぇと言い張って人の事を責めるひいばあも結構凄いものがあるんですけどね。

お石さま行列

昨日は元村の(今は区)お祭りでした。
色々イベントがあり、その中でもお石さま行列と言うちょっと歴史チックなイベントを初めて(去年も居たのに)知りました。

この行列は古くから安倍氏の守護神として男石様、女石様と言う神秘の石があり、それが子供に宿るので、まず武者達がその石のある神社に行き、石が宿った子供達を連れて帰って来ると言うもの。
そして村に繁栄をもたらすべく、餅がまかれて終了です。

それぞれの役は年齢が決められていて、厄年の旦那はその騎馬武者の一人として参戦したのでした。
せっかくのイベントなのだけど、出陣式も息子は退屈してしまって大変。
何とか見送ったものの、お石さまが帰って来て餅撒き・・ってあたりは家でお昼寝でした。
旦那は打ち上げのビール１杯でグデグデで(下戸なので)、お祭りの夜の部には全然行けなかったです。
まぁそういう年もまた一興か。

抗議は無言で

ばあちゃんがパートに行くと、朝から物凄く張り切って掃除などし始めるのですが、テーブルの上までほうきをかけるは、はいた後もゴミがチラつくし、はいた後ちりとりで取らないからある所にゴミが吹きだまっているのです。

そういう時は、ひいばあが居間の掃除を始めたら速攻でテーブルを拭く、ひいばあの掃除が終わった後ひっそり見つからない様にしている振りをしながらほうき掛けする・・と若干改善するみたいです。

ばあちゃんはちゃんとやってくれと言うのだけど、そうすると３倍くらいになって文句が返って来るだけ。
でも鼻から出来ないのだから、私がやり直しました～って感じで行くと、負けん気モロ出しで頑張るみたいです。

餅米は水を少なめに

私が帰省している時の話。
8/13はここらへんではお餅をお供えする為に、朝からお餅をつきます。
だから前日の夜からばあちゃんはパートに行くので、もち米をふやかす為に片方の炊飯器に入れておいたらしいのです。
もちろんもう片方の炊飯器には普通のご飯です。

さて13日の朝になり、ばあちゃんが居ないとうきうき家事をしようとひいばあが台所に登場。
毎年餅をつく筈なのに、何故かそのもち米を普通の米と間違えて、水を入れて炊いたそうです。

ばあちゃんが８時半に帰宅して、ひいばあは即『あの米は一体何合だったんだ？』と詰問。
『５合だよ』とばあちゃん。
『そんな訳ねぇ』とひいばあ。

何でも普通の５合のお米の水の量でもち米を炊いたから、出来たご飯はべっちゃべちゃ。
それを数年振りに帰省した旦那の弟が食べさせられ、辛い思いをしたらしい。

それを知ったばあちゃんは『お餅つかなかったの？』とひいばあに聞いたら、『何で餅なんかつくんだ』と毎年明日のお餅忘れんな～と前日必ず言う人が何言ってんの？とばあちゃんは呆れ返ったそうです。

呆けと言うより、自分がちゃんと出来なかった事に対して、怒りまくって当たっているみたいです。

汽車

息子は何故か歌をよく歌う。
抱っこされながら鼻歌の様に、あれこれ歌う。
テレビのグーチョコランタンや、じいちゃんとカラオケで覚えた踊るぽんぽこりんなんかをそこそこ歌う。
この前汽車汽車しゅっぽシュッポ・・と歌い出したら、最後まで歌ってた。
あれ～こんな歌詞だったね。
ってお母さんがお勉強してしまいました。

今日から心は秋？

夏休みが終わり、今日から出勤です。
心はもう秋から冬にまっしぐらって感じです。
(次の長期休みは年末年始だし)
でもまだ暑いし、なかなか朝晩も気温が下がって来ませんが。

避暑

横浜に帰省してきました。
夏に岩手から横浜に行くなんてナンセンスだと思うでしょ？
でも岩手だって山間部でなければそれなりに暑いし、実家でエアコンの効いた部屋でぬくぬくしているのと、岩手で家事して大汗かいているのとでは、やはり岩手の方が暑いのです。
さてさて今朝も私は大量の汗。
熱中症にならない様に、時々家事をさぼっては階上でお茶していようっと。

帰省

この夏の休みは短く、しかも工場は連続操業で旦那は休出なのだけど、息子と二人で帰省する事にしました。
私の為にも、そしてばあちゃん、ひいばあの為にも。
やっぱり何だか嫁が複数家に居ると気疲れするのか、誰か居ないとホッとするみたいです。
それはひいばあもらしく、数日前『帰らねぇのか』とばあちゃんにひっそり聞きに来たらしいです。
私に直接聞けば良いのにね。

いまだ諦めず・・

息子はおんぶが大好き。
ちょっと眠い時は、ばあちゃんの背中にすりすりと離れない。

ある日ばあちゃんは家事をしなくてはならず、おんぶをせがまれて『待っててね～』などと言って誤魔化していた。
それを見たひいばあはチャンス！と思ったのかおんぶ紐を持って来て、『俺が背負うか』と切り出し、背中をひ孫に見せたら・・息子は思い切り号泣し、必至に阻止したらしい。

毎日ひ孫を踏み台から下ろす時に『重いなぁ』と言っているひいばあが、まだ懲りずにチャンスを伺っていたのに、びっくり。
背負われなくてはならない息子も、自己防衛に大変だ。

最愛の人

昨夜寝ようとしたら、ミッフィのぬいぐるみが見当たりません。
彼女が居ないと眠れません。
なので、旦那と階下に捜索隊が出動です。

しかしいくら探しても昨日は全然見つかりませんでした。
でもいくらか大人になった様で、見つからない事を理解し、他のぬいぐるみ４個くらい抱えて旦那と寝室に帰って来ました。
今日も探さないとね。