ダンマリ一家のお喋り嫁日記

母サラリーマンしています。中学生の一人息子と3人暮らしです。

昭和初期の家

2007年08月02日 06時18分55秒 | 岩手のびっくり
斜め向いに凄い家があります。
そこはひいじいちゃん、ひいばあちゃん、じいちゃん、その息子一人(30歳くらいかな?)の4人暮らし。
おばあちゃん格のお嫁さんは、乳癌で10数年前に亡くなったそうです。

その方は胸のしこりを自分で見つけたけれど、お金は掛かるし(旦那はその当時のらくら遊んでいたらしい)仕事を休む訳にも行かないし・・と病院に行けなかったらしいです。
そうこうしているうちに、膿が出来、それが破裂して、さすがにどうにもならないと思った時点で自分で救急車を呼んで病院に行ったのだそうです。
でもそこまでいくともう手の施し様がなく、若くして亡くなった訳です。

ここのうちにはもう一人息子が居て、去年お婿に行ったのですが、事の外お母さんっ子だった彼は披露宴で亡き母親への言葉を述べたそうです。
しかしひいばあちゃん始め親戚中、『(ひいばあちゃんに)育てて貰った恩も忘れて、嫁ばかりに感謝して!!』とブーイングだったそうです。

こんな家あんだな~って思う。
って向いにあるんだけどね。
そのひいばあちゃんはとても優しそうです。
でも嫁に対しては厳しい人みたいです。
そこのうちに行かないで良かった。