圧倒的破壊力

家の冷蔵庫が壊れたのです。
氷が出来なくなりました。
私が来た約３年弱前から、野菜室はあるところまで引き出すとメキっと音がしていました。
結構使い込んだなら買い換えれば～と、いつ買ったのかとばあちゃんに聞くと、たった５年。
じゃあ買ってすぐに野菜室は壊れ、５年経って氷も作れなくなったって事！？
昔に比べて家電って寿命が短くなったとは言え、１０年は持つ筈。
やっぱ常に大量に詰め込み(前に入れた物が潰れている事数限りなく)、それ故液漏れはしょっちゅう(おばばが汁をたらしながら出し入れする時も多いし)、こんな使い方だと５年で逝かれてしまうものなんですね。
う～とってもかないません。
冷蔵庫はいつ新調するかわからないけれど、我々で買わねばならなくなったらそこらへんを厳しく管理しようと思います。

空中散布

昨夜夕飯後ふっと見ると、私の青いミルクパンが真っ黒になっていたのです。
しかも一部スチールウールで擦って断念したと言わんばかりの傷もある!!
発狂しそうな気持ちを抑え、にこやかにばあちゃんにどうしたのかと聞いてみました。

昨日午後息子と茶の間で遊んでいると、裏の方からバンバンと爆発音。
何だ！隣か？と、隣がよく見える台所に行こうとしたら、台所がとんでもない状態になったそうです。
息子は最近ゆで卵を切る道具にご執心。
昨日もその為のゆで卵を作ろうと、火にかけ忘れて放置。
私のミルクパンは空焚き状態になり、玉子はついにはじけ飛び、天井にぶつかって割れて床やテーブルにまんべんなく散りまくった様です。

いや～片付けるのが大変だった～なんて謝罪の言葉もないばあちゃん。
ここまで話を聞くと、さすがに笑っちゃいますね。(って笑うしかない？)
まぁ人的被害がなかっただけでも良しとするか。
でも状況を聞いてから台所を見ると、何もなかった様にきれいになってて、ばあちゃんの掃除には感心しましたね。

そう言えば岩手に来たばかりの頃、ばあちゃんが『ひいばあにフライパンをこがされた』と買い換えていました。
いつかそういう時が来るんだな・・なんて思ったのだけど、もうそういう時みたいです。

賞味期限の意味

この土曜の朝、ひいばあが『ばあちゃんはどこ行った?』とおっかない顔で聞いてきた。
朝洗濯物を干したりしていたけれど、その後知らなかったが、じいちゃんが『腹が痛くて寝てる』と教えてくれた。
午前中寝ていて、お昼には復活したので、まぁ大した事ではなかったみたい。
夕飯の時にどうしたのか聞いてみると、何と！息子の為に買っておいた子供ヨーグルトを賞味期限が切れているからと食べたからだそうだ。
そして『食べさせなくて良かった～』とひとこと。
ぎゃ～ちょっとくらいなら食べさせていたのか？？？
金曜の夜にばあちゃんとまたひいばあの悪口トークで、つい『老人は冷蔵庫に入れておけば、食べ物は永遠にもつと思っている』と言ってしまった。
それで気にしたかな？
ちょっと焦ったけど、未然に防げたし、これで賞味期限切れを食べるとどうなるかをばあちゃんも身を持って分かってくれたろうし、よしとしておこう。

６時の音楽

うちの区は村時代からずっと朝の６時、夕方の17時、夜の21時にそれぞれ違った音楽が放送されます。
先月下旬から朝の音楽が変更になりました。
聞き慣れないせいか、地震で断水の中ずいぶん脳天気な音楽をかけるものだと思っていました。
少ししてその話題になった時、『市に合併したから、音楽も合わせたんじゃない』とばあちゃん。

音楽鳴らしたり放送なんかしているのは、市内でここの区だけなんですけど・・。
ばあちゃんは生まれも育ちもこの村だし、親戚のほとんどが村の中に居るし、お勤め先もこの村、嫁ぎ先もこの村。
この発言も仕方ないか・・

賞味期限は永遠じゃないんだ

先週冷蔵庫を開けると、翌日が賞味期限で安くなった２連パックの豆腐が２個も積み上がっていた。
まだ使っていない同じ２連の豆腐があったので、つい『明日賞味期限のをいっぱい買ってきたんですね』なんてちょっと嫌味にも聞こえなくはないセリフをばあちゃんに言ってしまったのだ。
ばあちゃんは『昼間に麻婆豆腐にして食べるから安いのを買ってきた』と言って、１週間。
優しい嫁は捨ててあげました。
このうちの人は豆腐があまり好きでないみたい。
だけど冷奴用の豆腐はまた別に買い込んであるので、これも賞味期限を見て捨ててあげないとね。
でもこんな話は豆腐だけに限らないので、そろそろ暑くなってきたので危ないものはもったいないけど心を鬼にして捨てる事にします。
あまり買い込まないで欲しいけど、いくら言っても駄目らしいので、夏はいつもこっそり何かを捨ててます。

何人前？

ばあちゃんは何でも大量に買うし、大量に作って(食べ残して捨てる事も多い)・・と何でも大量なんです。
昨夜帰宅すると、これまた大きな鍋にぎっしりとおでん。
少なくとも３人は食べた後に見たのだけれど、まだまだぎっしり。

お片付けトークで、今日じいちゃんに『これは何日分だ？』って聞かれたの。とばあちゃん。
そんな事も聞きたくなる感じのお鍋でした。
でも息子がはんぺんを好き～と言って食べた時は、あら～はんぺん少なかったわ～と彼女の底なしさを感じたのでした。