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静かな場所

音楽を聴きつつ自分のため家族のために「今、できることをする」日々を重ねていきたいと願っています。

弔事・・・。

2007年09月18日 00時25分19秒 | Dialy
ここ何年かの疲労と睡眠不足を一気に取り戻すかのように、カミさんが寝続けた連休だった。今日は、かなり「復活」。私はまた明日から仕事だ。仕事再開と、ちょうど入れ替わるかのように「主夫(主婦)業」も入れ替わる(のか?)。

ある方が急に逝かれた。仕事から生まれた比較的古いお付き合いの方。今夜はお通夜だった。3日に入院して、一昨日に・・・。何ということだろう。最後のお別れで、小さな声で「ありがとうございました」を繰り返したけど、ご本人ご存命の間に、一体どれだけ、そんな言葉を伝えられたのだろう?ご家族の無念さ、悲しみは、その百万分の一も、私には分からないだろう。健気に「喪主」として立つ大学生のご長男を前に、私はかける言葉を探してうろたえていた。小6の時、いや、もっと前から彼を見ていたが、こんな運命が来ようとは・・・!!
R君、がんばれ!
月並みだが、今日はそんな言葉しか出てこなかった。


昨日と今日で久しぶりに「マタイ受難曲」を聴いた。アーノンクールの3度目の録音で。この曲は、たいていの演奏で聴いても感動させられる。よほどひねくれたアプローチで無い限り、好き嫌いを超越して染み入ってくる音楽だ。今回は、アーノンクールの「間」に二度ほど、呼吸(いき)を呑まされた。尋問を無視してイエスが無言でかわしたところと、「エリ、エリ、ラマ、アザプタニ」の後、もう一度大声を発し息を引取ったところ。恐ろしくリアルな場面だった。演奏は、遅いテンポの演奏に慣れた私には「速すぎる」と感じるナンバーもあれば、逆に、その速さゆえに厳しい雰囲気がより強調され、弛緩せずに聴けたナンバーもあった。

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