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静かな場所

音楽を聴きつつ自分のため家族のために「今、できることをする」日々を重ねていきたいと願っています。

ほほえみいっぱいコンサート(みえ子どもの城)

2016年11月12日 21時48分57秒 | コンサート
 写真は、みえ子どもの城のドーム(昨日、11月11日撮影)

 昨日は「ほほえみいっぱいコンサート」に行ってきました。
 次男ケンが通う障がい者支援施設も関係する団体さんの企画によるコンサートで、松阪市内の障がい者および、その家族(の一部)が対象です。
 今年で3回目。
 いずれも中瀬あやさんが中心となって開催されてきました。

 今回、ケンはショートステイ(1泊2日)に出発ということで不参加。我が家は私だけ聴かせてもらいました。妻も行きたいと言っていましたが、最近ちょっとバテ気味で家で休養となりました。

 プログラムは以下の通りです。





 中瀬さんはいつもおっしゃっていますが、このコンサートは、ふだんは実演に接することが難しい障がいのある方が、それぞれの接し方、聴き方で気楽に音楽に触れる機会であってほしいとのことです。曲中の動きや発声などもお構いなし、なんでもありということです。
 ウチのリュウなんか、気に入った曲が鳴りだすと体を大きく揺すって「アウ、アウ・・・」とエンドレスに声を出してきますから、ホント、お金を払って「静かに」聴くコンサートには(まず、ほとんど)連れて行くわけにはいかないのですが、このようなコンサートだったら安心して連れて来られます。
 2年前は、ちょうど休日だったこともあって連れてきました。

 そんなことですが、1曲目の「ひまわりの約束」が始まったら、なんと、ザワザワガヤガヤしていた会場の声や音がピアノに吸い取られていくかのようにしぃ~んとなっていったのには驚きました。
 それぞれの聴き方ですけども、みんな体中で音楽を感じている、みんなの体に音楽が沁みこんでいく、みたいな感じでした。
 以下、それぞれの演奏場面です(敬称略)。




「ひまわりの約束」(Hata Motohiro)、「白鳥の湖」より「情景」(チャイコフスキー)
 ピアノ:中瀬あや




「白鳥」(サン=サーンス)、「ユーモレスク」(ドヴォルザーク)、「星に願いを」(リー・ハーライン)
チェロ:増田亮子




「となりのトトロ」「さんぽ」「君をのせて」(久石譲)
ファゴット:南映美




唱歌のメドレー「村祭り~紅葉~冬景色」
ソプラノ:木下和美




みんなで楽しく体を動かそう」のコーナー(幸せなら手をたたこう、アブラハムの子)
パンダ:?





最後のステージは出演者全員で・・・「踊り明かそう」(アラン・ジェイ・ラーナー作詞、フレデリック・ロウ作曲)、
「花は咲く」(岩井俊二作詩、菅野よう子作曲)、「赤とんぼ」(三木露風作詞、山田耕筰作曲)


アンコールは「乾杯の歌」から(ヴェルディ作曲の歌劇「椿姫」より)



 聴く方もリラックス、演奏する方も、ちょっとくらい(けっこうはでに?)ミスっても笑顔がこぼれるほんわかムードのコンサート。
 でも、すごく音楽に入り込んでいると思われる人を何人も見かけました。
 どちらかというと施設職員さんや関係者らしき方に「聴いていない」感じの人多い目に見えました。まあ、いろいろと忙しいから無理もないか・・・どこでも、だいたいそういうものかな。それぞれの楽しみ方、味わい方でいいのに・・・・ぶつぶつ。


 コンサートを企画して下さった皆さん、演奏して下さった4人の皆さん、本当にありがとうございました。
 
 なんかびっくりぽんなことも分かった楽しいコンサートでした。


去年のほほえみいっぱいコンサート→ほほえみ いっぱい コンサート(みえこどもの城)
2年前のコンサート→中瀬あや クリスマスコンサート





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