「ペトルーシュカ」の初買い、初聴きでした。
ストラヴィンスキー/バレエ音楽≪ペトルーシュカ≫(1947年版)
管弦楽:ニューヨーク・フィルハーモニック
指揮:レナード・バーンスタイン
録音:1969年
ストラヴィンスキー音楽との出合いは、最初が友人にかりた「火の鳥」組曲(バーンスタイン指揮の17センチ盤)、次いでメータ指揮の「春の祭典」、その次が自作自演の「サーカス・ポルカ」(バーンスタインの「運命/未完成」のボーナス盤に収録)で、その次が、このレコードでした。
1971年の半ばに発売され、その年の冬頃に買いました。
定価2300円。
ジャケット・デザインは見開きLPならではのもの。
内側も90度回転して読みます。
バーンスタインによる解説レコード(17センチ盤。三浦淳史氏による日本語訳付き)が付いていました。
CD時代になり、当初「レコードとの決別」を前提としていた私は、レコードで所持してた演奏も、ずいぶんとCDで買い直していきました。
この演奏も、初CD化盤をさっそくに入手しました。
聴いてびっくり。
そのデッドな響きに、LPの音は、実はエコー付加されたものであると分かりました。
このように出るたびに微妙に音が変わっていることは、よくあることなのでしょうが、(CBSの)バーンスタイン盤ではけっこう多い印象かあります。
この「ペトルーシュカ」は、手元にレコードの他に2種のCDがあります。
昨夜、レコードと聴き比べてみましたが、あの白ジャケの初CD化盤ほどには極端な違いは感じませんでした。
音のことはともかく、「ペトルーシュカ」は、この演奏が刷り込みであり、けっこう繰り返して聴いていましたので、演奏については細部に渡ってよく覚えています。
7月の半ば、仕事帰りの車でFMをつけたら、ちょうど「ペトルーシュカ」の第3場の終わりごろをやっていましたが、すぐにレニー指揮のものだと分かりました。
あの独特の肉厚感とか、気前よく連打される小太鼓とか、けっこう特徴的ですからね。
もちろん、他の演奏もいろいろと聴いてきました。
特にCDでは「春の祭典」とカプリングされるケースも多く、知らず知らずのうちに手元に集まってますが、このバーンスタインNYP盤ほど繰り返し聴いている演奏はありません。
もっと精緻で耳を楽しませてくれる演奏はたくさんありますが、やはり、この、ちょっと野暮ったいけども、これぞロシアン・バレエの醍醐味と思えるレニー盤に戻ってしまうのです。
今までの「ペトルーシュカ」全鑑賞回数のうち、この演奏が半分以上を占めていると思います。
今後は、もうちょっと他演奏も「ちゃんと」聴かないといけませんね。
ブーレーズとか新旧ともに持ってるのに、どんな演奏だったのか全然おぼえておりません(汗)。
ストラヴィンスキー/バレエ音楽≪ペトルーシュカ≫(1947年版)
管弦楽:ニューヨーク・フィルハーモニック
指揮:レナード・バーンスタイン
録音:1969年
ストラヴィンスキー音楽との出合いは、最初が友人にかりた「火の鳥」組曲(バーンスタイン指揮の17センチ盤)、次いでメータ指揮の「春の祭典」、その次が自作自演の「サーカス・ポルカ」(バーンスタインの「運命/未完成」のボーナス盤に収録)で、その次が、このレコードでした。
1971年の半ばに発売され、その年の冬頃に買いました。
定価2300円。
ジャケット・デザインは見開きLPならではのもの。
内側も90度回転して読みます。
バーンスタインによる解説レコード(17センチ盤。三浦淳史氏による日本語訳付き)が付いていました。
CD時代になり、当初「レコードとの決別」を前提としていた私は、レコードで所持してた演奏も、ずいぶんとCDで買い直していきました。
この演奏も、初CD化盤をさっそくに入手しました。
聴いてびっくり。
そのデッドな響きに、LPの音は、実はエコー付加されたものであると分かりました。
このように出るたびに微妙に音が変わっていることは、よくあることなのでしょうが、(CBSの)バーンスタイン盤ではけっこう多い印象かあります。
この「ペトルーシュカ」は、手元にレコードの他に2種のCDがあります。
昨夜、レコードと聴き比べてみましたが、あの白ジャケの初CD化盤ほどには極端な違いは感じませんでした。
音のことはともかく、「ペトルーシュカ」は、この演奏が刷り込みであり、けっこう繰り返して聴いていましたので、演奏については細部に渡ってよく覚えています。
7月の半ば、仕事帰りの車でFMをつけたら、ちょうど「ペトルーシュカ」の第3場の終わりごろをやっていましたが、すぐにレニー指揮のものだと分かりました。
あの独特の肉厚感とか、気前よく連打される小太鼓とか、けっこう特徴的ですからね。
もちろん、他の演奏もいろいろと聴いてきました。
特にCDでは「春の祭典」とカプリングされるケースも多く、知らず知らずのうちに手元に集まってますが、このバーンスタインNYP盤ほど繰り返し聴いている演奏はありません。
もっと精緻で耳を楽しませてくれる演奏はたくさんありますが、やはり、この、ちょっと野暮ったいけども、これぞロシアン・バレエの醍醐味と思えるレニー盤に戻ってしまうのです。
今までの「ペトルーシュカ」全鑑賞回数のうち、この演奏が半分以上を占めていると思います。
今後は、もうちょっと他演奏も「ちゃんと」聴かないといけませんね。
ブーレーズとか新旧ともに持ってるのに、どんな演奏だったのか全然おぼえておりません(汗)。
お体の具合が大変な中での音楽に対する接し方をブログで拝見していて学ぶことが多いです。
ペトルーシュカですがこれは小学生の頃から聴いていて、刷り込みは(?)ブーレーズの旧盤でしょうか、NYPとの。
たまたま7月にりゅうさんと同じくFMでバーンスタインの演奏の全く同じ部分を聴いたのですがブーレーズの洗練された演奏とは違った、やや濃厚なコクのある演奏でした。
ところでこの頃やっとバーンスタイン=NYPの春の祭典の良さが分かってきたような気がします(^^)v定評のあるロンドン響との演奏とは違った、最初から最後まで緊張感で張りつめた聴くのが大変なものですが。
ブーレーズ盤(旧盤)の発売は、バーンスタイン盤のちょっと後でしたね。当時、やはりFMで聴いて、レニー盤との違いに驚きました。
何というか、透明で冷めてて、そして美しかったです。持ってるので聴き直してみたくなっています。
「春の祭典」は仰せの通りで、たいへん暑苦しい演奏(笑)ですね。でも、痛快でもあり、たまに聴きたくなります。