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静かな場所

音楽を聴きつつ自分のため家族のために「今、できることをする」日々を重ねていきたいと願っています。

シロクマ(スピッツ)~アルバム「とげまる」を聴く~

2011年07月22日 22時18分06秒 | クラシック以外の音楽
 台風が去ってから、昨日今日と涼しい。空調のない仕事場だが、今日は窓を開けていたら半袖の腕が冷えるほどの風が吹き込んできた。
 そして、愛車セレナーデのカーオーディオがいよいよ終末期に入ったかのような予感がした今朝だった。ボリュームが、絞る方はいいのだが、上げる方は、一度触れただけで、勝手に上がってしまうことが多くなってきた。すぐに絞る方のボタンをタッチしなければ、最大値まで駆け上がってしまう。聴けないことはないが、煩わしいことになっている。それに、ボリュームが勝手に上下行するのも時間の問題のような気もしている。
 昨日、土用の丑の日ということで三谷の鰻を食したが、今日もマックスバリューの国産鰻なんてものを買っちゃった。半額だったので、つい・・・・。



シロクマ(スピッツのアルバム「とげまる」より)


詞・曲:草野正宗




 スピッツというグループを職場の同僚から教えてもらったのは、1996年だったか?ドラマの主題歌に用いられていた「空も飛べるはず」だった。
 以降、彼らのアルバムを聴き漁り(と言っても、もっぱらレンタルしたCDをカセットにコピーしていたのだが)、お気に入り非クラの一つとなっていった。
 その後、CDで「きちんと」買い集め、ベスト盤以外のオリジナル・アルバムは手元に揃えた。
 ポップスのことはほとんど知らないのだが、彼らほど、長きに渡って高いクオリティを保っているグループ(ソングライター)って、どれほどいるのだろうか。佐野元春は好きだが、「ザ・バーン」以降は、なんか心ときめく曲が少なくなった(と、私は感じている)。
 スピッツの、その魅力はほとんど変わらない。草野さんの詩・曲・声質ともに昔のアルバムと何ら変わらぬ魅力を放っている。劣化無し。「作曲」という行為は、恐ろしく消耗と放出を伴うものだと思うが(だから、「しょうもない」曲を水増ししたアルバムって多いと感じでいる)、これはけっこうすごいことではないだろうか。

 新アルバム「とげまる」を、最近になって、やっと聴きこんでいる。
 3曲目「シロクマ」が、今のお気に入り。

♪地平線を知りたくて ゴミ山登る

答えを見つけよう

なんとなくでは終われない

星になる少し前に♪


 コトバが誘発するリアルな感情は、私みたいな境遇の人間の心にビリビリと響いて、ハンドル操作を誤らせそうな感動。

 そういえば、草野さんは復活されたのだろうか?
 無理されないようにして下さい。

 他の曲もどれもいいが、今だったら「新月」がいい。バックの透徹な空気をかもし出すオスティナートにコラールみたいな伸びた歌唱が重なり、なんかシュールで宗教的で、そして妄想を呼び起こす。
 すばらしい!



とげまる
スピッツ
A-hi Records


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