静かな場所

音楽を聴きつつ自分のため家族のために「今、できることをする」日々を重ねていきたいと願っています。

ボストン響とのブラームス4番

2008年09月22日 20時50分34秒 | バーンスタイン(独墺系音楽)
平日休暇の昼下がりは彼岸花見物をやめて、音盤三昧でした。




ブラームス/交響曲第4番

レナード・バーンスタイン指揮
ボストン交響楽団

1972年、タングルウッドでのライヴ(DVD)





2番を観てから随分と日が経ちましたが、今日、4番の方を視聴しました。
やっぱり、夏のタングルウッドです。
音質は、オリジナルの音にずいぶん手が入っている感じです。でも、聴き難さはありません。
弦の晴朗な歌いっぷりなど心地良く聴けます。
子どもの声(?)等、聴衆ノイズもけっこう入ってますが・・・タングルウッドですからね。
2番と違って黒のタキシードでした。

演奏は、2番同様、特に変わったこともしていないオーソドックス・アプローチですが、過ぎ行く部分部分を丹念に音化していく様が見て取れます。
徒に煽り立てることせずに、楽曲のディティールを損なわないように、誠実に指揮をしているレニーです。
第2楽章の祈りも然り。

でもね、1972年のレニーの指揮姿ですよ!
フィナーレ133小節あたりでは、この通り。




ファンはうれしいのですよねぇ。
終結部は、天才的に手の込んだパズル楽曲を創ったブラームスに敬意を表するかのような荘重な指揮ぶりで幕となりました。




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