黴と書いたのには理由がある。三日ばかり締め切っていた名古屋の家の畳が黴たからだ。とは言っても私は現場に居合わせなかったのだが・・・。妻のショックは相当なものであったらしい。畳一面が黒くなっていたそうだ。ハイターで何度も拭いたとの事。
黴と言う字を書きながら、妙に複雑な字であることを知る。読む時には、あまり字型を意識していないのかもしれない。
昨日は定期健診。先日の結果を聞くと芳しくない。次の検査へ、と言うことになる。今は亡き義父と同じ病気なので、妻は因縁の様なものを感じていた。
台風が来るのだろうか。雨の音がカーテン越しに聞こえる。憂鬱なまま、会社へ行く準備を始めた。
黴と言う字を書きながら、妙に複雑な字であることを知る。読む時には、あまり字型を意識していないのかもしれない。
昨日は定期健診。先日の結果を聞くと芳しくない。次の検査へ、と言うことになる。今は亡き義父と同じ病気なので、妻は因縁の様なものを感じていた。
台風が来るのだろうか。雨の音がカーテン越しに聞こえる。憂鬱なまま、会社へ行く準備を始めた。
畳を拭きながら、どこか空気のきれいな所で「思い切り深呼吸して、肺の中を気持ちのいい空気で満たしてみたい」と思ったに違いありません。
黴も微も、何か小さいモノ、細菌とか粘菌とか。
空気中を彷徨って、何時の間にか体内に棲息してしまうような恐怖。
頭のどこかで、そんな細菌に囲まれて呼吸をしているのだろうなと思っています。
思い切り深呼吸して、肺の中を気持ちのいい空気で満たしてみたい、、、、等と思ったのでした。