携帯を換えた。遠隔地からロックできる物にした。調べるとデータを消去できるものもあったが、それはキャリアーが違っていた。わざわざ失くす事もないが、一安心できる。
指紋認証機能もついているので、折りたたむたびにロックするように設定。これぐらいで、充分であろう。これ以上すると面倒すぎて使えなくなる。
指紋認証が完全に安全かというと、そうではないらしい。指紋をコピーすることができ、それで認証を通過することが可能との事。世の中、完全なる物は存在しないのだろう。
明月流素光。秋の感じだ。どうも季節感が欠如している。
指紋認証機能もついているので、折りたたむたびにロックするように設定。これぐらいで、充分であろう。これ以上すると面倒すぎて使えなくなる。
指紋認証が完全に安全かというと、そうではないらしい。指紋をコピーすることができ、それで認証を通過することが可能との事。世の中、完全なる物は存在しないのだろう。
明月流素光。秋の感じだ。どうも季節感が欠如している。
私はかなり計画的に仕事はこなせると思っているのですが、長いスパンで人生を省みるとかなり蛇行した道が続いています。
あの時君はここでこんな事をしていたのだよと、データを突きつけられたら落ち込んで立ち上がる気力がなくなりそうです。
自分のしでかした所業は自分で良く分かっているのだから、そっと自分の中に秘めておきたいというのが本音です。
こんなことしてたんだなと笑えるほどの境地に至るにはまだまだ時間がかかりそうです。
でも、それは自分の趣向とは関係なく、とても重要な事になっているのだろうとも感じています。
個人情報。どこまでの情報が記されているのでしょう?
こんな事は知られていないだろうと鷹をくくっていると、ある日知らない人間がやってきて、5年前の某日に、誰と何処で食事しましたねと言われたら、気が動転してしまうでしょう。
でも、きっとそんな事は既にあちこちで行われているのでしょうね。
認証によって過去をぶり返される。これはとても苦痛ですね。
認証されなくても、いやな思い出と言うのは中々消えてくれないものです。時々思い出してはその度に叫んだりして気を散らしている程ですから。
明月、暫く見ていませんでした。
個人情報保護法の施行以来、面倒なことが増えました。会社のドアに入るたびに、静脈認証が必要です。個人情報以外の書類も管理が喧しくなりました。他にも色々ありますが、世間全体が神経質になってきたことは事実でしょう。
認証ではありませんが、気付かないけれどカメラで取られていることは増えるのでしょうね。ロンドンのテロ犯がすぐに見つかったのは監視カメラのためだと報道していたように思います。
過去の事、細かに突きつけられたら厭ですね。私は、他人や親には言えないよう事あります。人生はかなり紆余曲折しています。履歴書を書くと市販の履歴書の左側には書ききれないぐらいです。
認証は恐れることは無いと思います。恐れるべき事は、プライバシーの監視ではないかと思います。この辺が整理されないまま世間では議論がなされているように私は感じています。
それでふと思い出したことがあります。プライバシーの監視にとても嫌悪感を覚えているのですが、助けられたことがあります。
考え事していて、大事なものが一切合財入っている小さなかばんを大学構内に置き忘れたことがあります。翌朝警備室に行って、警備員と一緒に私の通った廊下にある監視カメラのビデオを見ました。おーこの時点ではまだかばんを持っていると、二人で前日の私を追いかけるのはなんだか変な感覚でした。
結局置き忘れた場所を特定することはできませんでしたが、そそっかしい私のような人間には監視カメラが助けてくれることがあるのかもしれません。くやしいけれど。
そのかばんですが、かばんを見つけた人が、何人かの人を辿って私を探し当ててくれました。
とても感激しました。