妻が「大変!大変!」と大きな声を出している。何かと問えば、ベランダに蜂の巣が出来たとの事。そういえば、七輪の番をしている時に一匹の蜂が威圧的な音を立てて私の周りを付きまとっていた。
自分で言うのもおこがましいが都会育ちの私はこうなると臆病の典型となる。いくら小さな巣とはいえ怖いのだ。妻は不動産屋さんに相談しようという。私は市役所蜂対策課ではないかと思う。が、人様に頼むにはあまりに小さな巣だ。
都会育ちの意地をみせ、窓越しに観察する。どうやら3、4センチの蜂一匹だけのようだった。その一匹が巣から離れた瞬間を見計らって棒で巣を落とす。意外と簡単に落ちた。他の蜂が飛び出してくる事もなかった。ほっとしながら殺虫剤を巣にかけた。
一時間後に、かの蜂は戻ってきた。巣が無くなっているので、それらしき場所を飛んでから何処かへ消えていった。
蜂には罪はないのに・・・と思いながらも、ほっと胸をなでおろし、安心して七輪の晩が出来る事を喜ぶのだった。
自分で言うのもおこがましいが都会育ちの私はこうなると臆病の典型となる。いくら小さな巣とはいえ怖いのだ。妻は不動産屋さんに相談しようという。私は市役所蜂対策課ではないかと思う。が、人様に頼むにはあまりに小さな巣だ。
都会育ちの意地をみせ、窓越しに観察する。どうやら3、4センチの蜂一匹だけのようだった。その一匹が巣から離れた瞬間を見計らって棒で巣を落とす。意外と簡単に落ちた。他の蜂が飛び出してくる事もなかった。ほっとしながら殺虫剤を巣にかけた。
一時間後に、かの蜂は戻ってきた。巣が無くなっているので、それらしき場所を飛んでから何処かへ消えていった。
蜂には罪はないのに・・・と思いながらも、ほっと胸をなでおろし、安心して七輪の晩が出来る事を喜ぶのだった。