連続レイプ元テレ朝社員 元同僚が明かす刑務所の“前と後”

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連続レイプ元テレ朝社員 元同僚が明かす刑務所の“前と後”
2017年10月17日

まったく更生しなかった

「３年ほど前、バスに乗っている姿を見かけました。老け込んでるわけでもなくて、昔と変わらない感じで、『ああ、（刑務所を）出てきたんや』と思った」（元同僚）

　連続レイプで懲役１０年の刑を食らいながら、出所後、またレイプを繰り返し、大阪府警に逮捕された元テレビ朝日社員の岡部順一容疑者（５５）。

　岡部容疑者は２００２年に強姦罪などで起訴され、裁判では周到な計画性や、被害者の下半身だけ露出させて乱暴するなど、生々しい犯行の様子が明らかになった。しかし普段の顔は「レイプ魔」のイメージとは程遠かったという。
　
「かわいい感じのイケメンで、体を鍛えていてさわやか系だった。神経質な面はありましたが、気配りができて、女性にはモテた。彼女もおったし、仲間との旅行でも女のコに手を出すこともなかった。ただ遊び人なところがあって、事件を聞いても意外な感じはしなかったな。『あっ、やってもうたな』って」（前出の元同僚）

■父親を直撃すると……

　５年前、刑期を終えて出所。ムショ生活は更生どころか、何の懲罰にもならなかったようで、岡部は昨年秋から今年にかけて大阪市内の自宅マンション周辺で、同じような手口で数人の女性をレイプした。

「出所後しばらくは実家（兵庫県西宮市）で、お父さんと生活していました。事件後、お父さんは『親子の縁を切りました』と言っていましたが、放っておけなかったのでしょう。お母さんはミスコンにも輝いたこともあるキレイな方で、ずいぶん前に家を出ていきましたが、離婚はせず、最近もたまに家族３人でいたようです」（近隣住民）

　閑静な高級住宅街にある実家は敷地面積約２２０平方メートル。登記簿によると、今年７月、岡部容疑者に所有権が移転されている。教育関係の仕事をしていたという父親を直撃した。

「もう、いいですわ。何も言うことはありません。（被害者には）弁済して、ちゃんとしてます。これ以上、プライベートなことに立ち入らないでください。息子が犯罪を犯したことについては？　私が犯したわけじゃないでしょう。親としての責任？　責任を感じたから、コンペンセイション（償い）してますよ」

　次に出所してきた時はどうするのだろう。