パズル蔵

京都大学パズル同好会のブログです

スイフト・タットル彗星(109P)から地球へ

2013-08-11 23:07:58 | その他のパズル
ここ数日間更新し続けておりましたが、さすがに調子に乗りすぎたと反省しております。cubeです。

遠慮なく日本語が使える貴重な領域だったのでつい……


昨日、無事に日本に生きて帰ってきました。
最終日は、予約していたタクシー(午前 5:30)が遅れたせいで空港に着くのが時間ぎりぎりになったことを除き、特に面白いことはありませんでした。


そしてごめんなさい。日本、なめていました。
テキサス暑いとか言っていましたが、日本でも最高気温が41℃に到達したじゃないですか。


ペルセウス座流星群が最高に近い条件でピークを迎えるところですが、湿度も高いので見ようと思っている人は蒸し暑さに注意したほうが良さそうです。


流星群に関する情報はこちら。AstroArtsの特集ページです。
http://www.astroarts.co.jp/special/2013perseids/

要約すると……

・8/13午前3時頃がピーク(それ以外の日でも見られる。)
・放射点が高いので、見られる流星の数が多い。
・ペルセウス座は北東の方角だが、全天で見られる。
・月齢6の月は、夜半前には沈んでいるので、月明かりに全く邪魔されない。


最終回くらい、パズルをつけます。
「なぞぷよ」です。テキサスともテトリスとも特に関係ありません。
良いのでしょうか、こんなところに載せても。




そんなに非常識な問題は出しません。作れません。


そういえば前回、次回予告をつけ忘れましたね。ごめんなさい。
今回は日本に帰ってきたし、さすがに最後だと思います。今までありがとうございました。

東ヴィラマリア通り 725 から 南テキサス通り 104 へ

2013-08-09 15:18:24 | 日記
第1回
第2回
第3回

cubeです。
そろそろお土産を買っておきたい。
空港で買っても良いのだが、高いのでなるべく現地の店で仕入れたい。
ドラッグストアには色々な日用品も揃っているのでねらい目。


しかし、道の周りには何もない。あったところで飲食店がほとんど。
自動車中心の社会らしく、その次に多いのがガソリンスタンドなど、自動車関係の店。
よく見ると家具屋なんていうのもあったが、流石にここでお土産が手に入るとは思わない。

 
そんな道を片道30分歩いたので結構苦労してお土産を手に入れています。自転車が欲しい。

 
何だかんだでドラッグストアに到着。買い物の過程は面白くないので省略。
帰りも30分歩かなければならないと考えると、かなり憂鬱。
しかも暗くなり始めているので、少し急ぐべき。


歩くこと20分。


あと10分ほどでホテルか、それにしても長いな、と思っていたら、 
まっすぐだったはずの道が何と大きく曲がっている。
というか、そろそろホテル付近の見慣れた光景が見えないとおかしい。
何もない道だったので、ここに来るまで気付かなかったが、実は違う道なのでは?


幸いなことに、近くに大きなホテルがあったので、確信を持つために、現在地だけでも訊こうとして入る。
更に幸いなことに、今回はちゃんと扉は開いていた。
しかし非常に残念なことに、フロントはおろか、周りを探しても誰もいなかった。
まあ、涼しかったので少しだけ体力を回復。


ホテルの名刺的なやつには住所くらい書いてあるはずだ、と思って物色。ホテルのみなさん、ごめんなさい。
すると見たこともない通りの名前が書かれてあった。
この瞬間、道を引き返すことを決めた。


20分も歩かないと間違いに気付かないのって絶対に遅すぎますよね……。


 2か月ほど前
 夜、京都の四条河原町で電車を降りた後、河原町通りを歩いていると思っていたら四条通を歩いていた。
 今回のと全く同じ構造で、日が沈んで方角がよく分からなかったのである。

 ちがうのは、日本かアメリカか、5分で気付いたか20分で気付いたかという点。

 ついでに3週間前に名古屋でも、似たようなことをやっていた。
 (このときは完全に地図が悪かったのだが。)

 何一つ学習していないですね……  



さて、ドラッグストアまで戻ってきたのだが、ここで新たな問題発生。
交差点に通りの名前が書いてあるので2択までは絞れる。
片方は目的地のホテルに向かう方向、もう片方は順調に迷子が加速する方向である。


しかしもはや自分の記憶なんて当てにならないので、記憶を頼りに選ぶことは出来ない。
(もう40分以上も余計に歩いたので、だいぶ感覚が狂っていた。少し考えればどちらから来たかなんて普通すぐわかることである。)


では実際にはどうやって正解の道を選ぶことができたか。
「磁石」を持っていたのである。まさか役に立つとは思わなかった。

ありがとう、磁石。

知らない都市を歩くときは、地図だけでなく磁石も持ち歩いた方が絶対に良い。今後ともお世話になります。


 京都と名古屋の過ちから何一つ学習していないというと言っていたが、正確には、そういう出来事があったから磁石を持っていたのである。少しは学習していた。結局道には迷ったが……


何だかんだで更に30分歩くことで、無事に生きてホテルに帰れた。
さすがに周りも暗くなっていたので、生きて帰れて本当に良かった。
もうこれ以上痩せるべきではない。
 

カレッジステーションから成田へ(希望)

2013-08-09 14:30:30 | 日記
第1回
第2回

cubeです。
タイトルを見るともう帰るかのような言い方ですが、単に「帰りたい」という欲望を表しているだけ。
実際にはカレッジステーションの出来事だけ書いています。

こっちの方が書きやすいので箇条書きで。


・ホテルの建物外に1匹、大学の部屋の中に1匹、(従って間接的に少なくとも60匹の)ごきぶりを見た。
 早く帰りたい。


・大学まで歩いていたら、隣のレンガ造りの小さな建物に、何人かの警察官が武器を持って声を上げていた。
 怖かった。
 訓練だったことがすぐ分かって安心した。

・テレビから、災害速報が流れた。
 本気で焦った。
 毎週行われてるテストだったので、実際には何もなくて済んだ。
 
・学会の休憩時間中に、火災警報器が発動。
 外に出ると暑いので建物の中で過ごしたいのだが……
 日本だと、周囲が動かないと、「どうせ誤報」と思って動かない人も多いのではないかと思うが、
 ここでは全員ちゃんと避難していた。避難訓練かと思った。
 いつのまにか消防車まで登場。

 今までの流れから大体想像はつくと思うが、これも誤報だった。


 それにしても何故これほどまでに神経を削られなければならないのだろうか。
 早く帰りたい。


・僕が冷気に強くて熱に弱いのは有名な事実。
 現実とは残酷なもので、最高気温はインフルエンザ並。インフルエンザでも

  41℃

 になったら死を意識するレベル。
 建物の中は涼しいが、日に射されるただけで即死級のダメージ。
 しかも山がないから日の出がめちゃくちゃ早く、日の入りがめちゃくちゃ遅い。

 
 こういう場所でこそ、積極的に太陽光発電をするべき。
 テキサスは資源に恵まれているのでそういう発想が無いのだろうか。
 もったいないレベルで日光が降り注いでいるといのに。石油資源の方は売るか貯めておけば良いと思う。

 
 常に風が吹いているため、日陰に入っている間はダメージがだいぶ少なくて済むのが唯一の救い。
 ただし、その救いの日陰は、大学からホテルの間はほとんど無い。
 そしてその風は常に熱い南風であることもちょっとした問題。

 今まで書いたことを合わせると、僕はすでに死んでいるのではないだろうか?

 早く帰りたい。

  ちなみに上海はこれより更に過酷だそうです。
  研究分野の関係で中国の人が結構居ているのですが、そのうちのひとりからききました。



次回予告(つなげると長くなったので、単に分けただけ。同じ日に公開)

そろそろお土産を買うべき。
しかしお土産に関する記述は一切無し。
ちなみにパズル同好会へのお土産はまたしてもパズル。だから期待はするな。
チョコレートでも良かったのだが、ホテルに着くまでに溶ける確信があったので買わない。

ダラス(中継地)からカレッジステーション(目的地)へ

2013-08-08 12:54:27 | 日記
この記事の続きです。

cubeです。
ダラスからホテルの部屋に入るまではトラブル以外が起こっていない。主な出来事はこちら。
疲れているので適当に箇条書きで書きます。


・荷物を何処で預ければ良いかが分からず、スタッフに訊こうとするものの、「預ける」の英語が分からなくて伝わらない。
 当然、相手の言っていることなんか全く聞き取れない。

・そんなことをしていたら次の飛行機の出発が30分前に迫っていて思って死ぬほど焦った。


・実は2時間30分前だった。搭乗口に着くまで気付かなかった。
 (種明かしをすると、腕時計がまだ日本時間だったため。)

・更に、飛行機の出発が1時間以上遅れた。
 目的地のホテルについたのが現地時刻で 23:30。

・ホテルのドアが開かない。フロントに入れない。
 他の誰かが来て開けてくれなかったらゲームオーバーだった。

・入ったら入ったで、予約をしたはずなのに代理店から確認が取れなかったらしく、
 フロントのスタッフが電話の向こう側の人に対して若干キレていた。
 しかし何だかんだで鍵を借りることに成功。

・カードキーを使って部屋に入ろうとするが、今度は部屋の扉が開かない。
 こういうのを逆脱出ゲームという。
 扉を押したり引いたり、カードを差し込んだまま開けようとしたり、20通り近くの開け方を試しても開かない。
 恥を捨てて脱出のヒントをもらいに行こうとした。
 しかしこの瞬間ようやくカードの裏表が逆だったことに気付き、無事に脱出成功。いや、進入だけど。



次回予告
もう早く帰りたい。
学会のことは書いても仕方がないと思うので、書きません。
この後もそれなりの不幸が降りかかるので乞うご期待。

成田からダラス(中継地)へ

2013-08-07 13:03:29 | 日記

非常にご無沙汰しております。cubeです。
この記事にはパズル要素がありません。単なるくだらない日記です。
ここに書いてあることは2.5日前の出来事です。


テキサスで書いております。
日本からアメリカまで10時間以上飛行機に乗り続けるのってはっきり言わなくても辛すぎます。
こういう時、パズルが好きであることに感謝。

揺れるときは結構揺れるし、基本的に暗闇なのでパズルを作ったりするのは僕には無理ですが、
座席の画面で遊べるのが嬉しい限りです。
バックギャモン、テトリス、数独、そして持ち込んだルービックキューブ
これだけあれば眠っている時間も含めてだいぶ苦しさは紛れます。


テトリスは激しく久しぶり。まさかこんなところで出来るとは思っていなかった。
でもどうせなら、ぷよぷよで遊びたかった。
ただし反応速度が異常に遅いのは想像通り。


数独は「SUDOKU-数独」って名前で出ています。
普段でもできるのに、わざわざ飛行機の中でやらなくてもと思うかもしれませんが、ついやってしまいます。
難易度はEASY-NORMAL-HARD-EXTREME の4段階という新設設計。

前にもやったのですが、慣れている人なら、HARD までは楽に解けると思います。
操作性が悪くて手こずりますが。

というわけで、挑戦するのはEXTREME。
問題はこんなのでした、と言って1問ここに掲載して良ければするのですが、一応やめておきます。

 

ちなみに前の時はベートーヴェンの交響曲を全部(約5時間)聴いていたのですが、
イヤホンのせいで耳が痛くなるのと、何しろ飛行機の音が凄いのであまり楽しめなかった……。
(画面が何故かよく止まったのでゲームは数独以外あまりやっていない。)

 

予告通りのくだらない日記でごめんなさい。

 

なんだかんだで中継地点のダラスに近付いてきます。
窓側だったのですが、機体に日光が当たるようになってくると、想像以上に暑い。


日本では考えられないほど見渡す限り平地で、とてつもなく広く感じます。
実際に広いのですが。

地元が奈良市、大学が京都市で、盆地から抜け出したことがなく、
山に囲まれていないと落ち着かない。
(正確にいうと、2~5歳の間は広島に住んでいたのですが、地形までは覚えていません。奈良と違って海が比較的近かったのと路面電車が走っていたのは覚えているのですが。)

ちなみに、中国(中国地方ではなく、Chinaの方)の人からきいた話ですが彼らはアメリカみたいな広いところの方が落ち着くらしく、アメリカに住むのが夢だという人は多いようです。

 

次回予告
ダラス(中継地)からカレッジステーション(目的地)へ。
滞空時間せいぜい1時間程度のはずが、
ここから宿屋に着くまでが非常に長かった。
ちなみにパズル成分は0です。