先日、二コリから『数独はなぜ世界でヒットしたか』という本が届きました。
数独のゴッドファーザーにして二コリの社長さんである鍛冶真起さんの本なのですが、どうやらその中に、前に数独通信に載った自分の問題が掲載されたらしいのです。
おぉ。
嬉しいなぁ。
さらに嬉しかったのは、鍛冶さんのサインが入っていたこと。
誰かさんのサインとは違って、かなり貴重なものです。
つい嬉しくて、会う人みんなに見せびらかしております。
で、サインと一緒に添えられている言葉がまた、実に鍛冶さんらしい。
酒と
地球に
乾杯。
謝謝。
ふーむ。
ブログとか二コリの記事でもそうですが、やっぱりこの言葉の感じは好きですね。
鍛冶さんの文章は、肩の力が抜けているというか。
ひょっとしたら、腹の力や腰の力、はたまた膝の力まで抜けていて。
そりゃ一体どこの軟体生物だって話ですが、きっと火星辺りに違いない。
面白い人です。
話かわりまして。
前の同好会の合作会で、新入生の一人に数独の作り方を教えました。
簡単にやり方を説明して、後は放ってたまに様子を見ていたのですが、これがなかなか面白い。
いや、真剣に作っている本人には悪いのですがね、あっちゃこっちゃでハタってくれるのですよ。
その度に軌道修正してあげるのですが、またハタる。
また、途中で数字が足りなくなって、表出を増やすことも。
それがなんだか初々しくて。
見ていて、自分が数独を作り始めた頃を思い出しました。
まず先輩にどうやって作るのかと聞いたところ、「最初に盤面を数字で埋めておいて、後から表出する数字を抜く」という方法を教わりました。
そこで挑戦してみたのですが、これがどうもつまらない。
組み込もうとした手筋はよく台無しになるし、表出数字の配置も思い通りにならないのです。
それで、やーめたやめたと、すぐに投げ出してしまいした。
それから少しして、本屋で数独通信なる雑誌を見つけました。
その中にちょうど「ハード数独作りにチャレンジ!」という企画があって、前に教わったのとは違う作り方が載っていたのです。
「最初に数字を表出する場所を決めて、それから解くように作る」という方法でした。
試しにやってみると、すごく面白い。
配置を自由に決められるわくわく感。
答えが不確定などきどき感。
こうしたらどうかな、おっ、いい感じ、よし行けGoGo、おい待て、待った、ハタってる、それじゃあこれで、うんよし、ははははハタってる・・・・・・。
楽しかったなぁ、あの頃は。
きれいな数独に憧れて、配置で無茶して、何日もうんうん唸って、結局できなくて。
表出数16個に挑戦したこともありました。
ハタン、ハタン、ハタンの日々。
あれからはや40年くらい経ちましたか。
まだまだ現役青二才、もう少し馬鹿やってるつもりです。
新入生さん、さっさと追い越してくださいな。
さて、今日のパズルはもちろん数独。
配置で無茶して苦労しました。
ルールはこちら。
数独のルール(webニコリ)
問題はこちら。
以下は、カンペン用のリンクです。お世話になっています。
数独 MEDIUM or HARD