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フツーの見方

フツーの論理で考えれば当然だと思うことが、なぜかマスコミでは出てこない。そんな意見を書き残しておきたいと考えてます。

便利な小道具 (2)

2024-10-04 | Weblog
 あまりに暑いと文章を考える気もなくなる。ようやく暑さも一段落したので再開。と見え透いた言い訳して始める。
 今回は私が実際使ってみて生活に役立つと思う物を紹介しよう。実は使う人が少なくて廃番になってしまうと私も困るから敢えて宣伝だ。金貰ってる訳じゃないし、ステルスでもないから問題ないだろう。

レトルトパウチ絞り
 これも元々はネット情報から知った物なのだが、今検索すると元情報に似たネタすら見つからない。何でだろう。
ネットで得た情報の中でも実生活で一番利用頻度が高くて役立ってるので、オリジナル発見者にはこの場で謝意を表明したい。
 さて、実物は写真左側のように、月めくりカレンダーの金属製留め具部分を中央部で折り曲げただけの物である。引っ掛け穴の為に金属が切れてる所でキレイに曲げられる。

この棒の間にレトルト袋を挟んで引っ張れば中身が本当にきれいに絞り出せる便利道具になる。片方が閉じているので逆側を片手でしっかり押さえ、もう一方の手で袋を引っ張れるのが合理的。長さ的にも大抵のレトルトを丁度挟めるので漏れがない。
 注意点としては一回曲げた後、何度も曲げ伸ばしすると金属の脆性疲労で折れるので、写真の様な角度のまま保存しておけば長く使える。
 金属の曲げ部が丸くなっている所が絞る時にテーパーとして働くので残留物がほとんど無くなる位にキレイに絞り出せる。
金属はコの字形に曲げると強度が非常に上がるので棒が歪みにくい点もキレイに絞れる事に役立っている。さらにコの字の間には紙が挟まっているので強く握っても潰れる心配はなく適度な弾力もある。まるで狙って作ったのかと思わせられる。
 指だけ、または箸を使って絞った場合とは圧倒的な差が出る。なお最初は指でザっと出して、残り少なくなった所で挟んで絞った方が作業はしやすいと思う。
 この道具はレトルトだけでなく小袋やチューブに入った調味料等を絞り出すのにも有効で利用範囲が非常に広い。挟む場所や力の掛け方は対象ごとに最適点があるが、やってみれば何となく解ると思う。歯磨き粉チューブ等もこれで絞れば数回は余分に使える。私的には一番生活の役に立ってるネット情報だ。
 日本だけでも毎日百万袋(人口の1%)ぐらいが使われていると仮定し、残留1gなら100万g=1tが使われずに捨てられている勘定だ。可燃ゴミで捨てれば焼却時に余分なエネルギーも必要になるし、何より勿体ない。正にエコに役立つ小道具だ。
 しかし残念ながら近年は金属製留め具のカレンダーはほとんど見なくなってしまった。分別がうるさくなって金枠だけ切り離して不燃物で捨てなきゃいけないのが面倒だからだろう。よって現在では入手困難なのが難点か。もし見かけたら捨てないでkeepしよう。私が元ネタを見たのも20年ぐらい前だったろうか。それ以来金枠は捨てずにストックしてある。
 汚れたら水に漬け置かず(紙が溶ける)金属部を濡れ布巾で拭いてすぐ乾燥させれば非常に長く使える。
 紹介が遅くなり過ぎたかな~という感じだが、もしかしたら百均なら似た物を開発してくれるかも知れないと勝手に期待しておく。
実際同じ用途と思える「レトルトしぼり」(写真右側)が百均で売ってたのでどんな具合かと買ってみたが、長さが短いしピッチリと挟めないので全然絞り取れなかった。正直ゴミ。何か巧い使い方があるのだろうか?少なくとも私には解らなかった。
それにカレーの具等、固形物があると結構抵抗が大きいので、プラスチック製では強度が低くて絞り切れないと思う。製品化してる位だから需要はあるのだろう。ぜひカレンダー枠の復活を。
 他に検索したら「レトルトトング」という製品も見つかった。ただ使用例フォトを見る限り支点の逆側を掴む構造になってないので力が入りづらいように思える。実際使ってないので性能比はコメントできないが。

真空パック
 これは最近百均で見つけて使ってみたら非常に優秀だったので紹介。
 食品類を真空に近い状態で保存すれば劣化が少なくなる事は自明で、関心は持っていたのだが、これまでの真空パック用品は数千円のポンプと数百円の袋の組合せで二の足を踏んでいた。
 最近百均で見つけ、早速使ってみたら非常に優秀で、1週間以上気密が保たれ、肉やハムが最後まで変色せず使えて感心した。
 なお真空パックに不向きな食品もあるので、その点はご注意を。食材の向き不向きは検索すれば色々例が出てくると思う。
 ただし使用法の説明が貧しいのが百均製品の弱点。参考はパッケージフォト位だが、ポンプのゴムカバーを付けた状態で写っている点が大問題。

私も最初カバー付きの状態で使ってみたら全然真空に引けなかった。隙間から空気が漏れてると推測。裏の説明書き(老眼殺しの小ささ)にもカバーに関する記載はない。これでは欠陥品だとして使用を止めてしまう人が多いのではと危惧する。じつに勿体ない。
 色々試した所、正解はポンプのカバーは外し、水平な場所に袋(特に逆止弁周辺)を置いてポンプの底面を逆止弁にピッタリと当てて隙間が開かないようにポンプを押さえながら10回も引けば十分真空になった。10回引いても袋が萎む気配が無ければ、どこかで漏れている。チャックがしっかり閉まっているか等をチェックすべし。
真空引きの前段階で二重のチャックをしっかりと閉じておくことが当然重要なポイント。指だと力が掛けづらいので閉じる為の部品も入っているのは良心的。このチャック部にゴミが挟まるのもよくある気密トラブル。粉物は要注意だ。
 この逆止弁はどういう構造になっているのか詳細不明だが、非常に薄くて収納時に邪魔にならない点も優れている。多分フィルムが曲がると気密が壊れると推測できるので、逆止弁周辺には物を入れず平らにしておくことが真空keepに必要なのだと思う。注意書きにある様に点線部より上は物を入れないようにすればOKだろう。
 電動ポンプだと収納に困るが、小さい手動ポンプは引出に放り込んでおけば良いので楽だ。なお収納時には先端が傷つかないようカバーをしておく事が必要。
 私が使った限りでは袋は洗えば何度も使えそうだが、洗って十分乾燥させないと菌が繁殖する可能性があるので、あくまで自己責任で。
 欠点という程ではないが、開ける時にパッチン部が非常に硬いので少し苦労する。チャック上部をもう少し長くしてくれると更に使い易くなると思う。
 真空保存は食品ロスを減らせるのでエコかつ経済的だ。廃番にならない様に敢えて宣伝する。

COBヘッドライト
 前回百均の単灯式のLEDヘッドライトを便利だと紹介したが、多連COBの物も置いてあったので試してみた。
 6灯あって広範囲・連続的に照射されるので周辺が見渡しやすい。単灯より薄型軽量にできてるのも頭の負荷が少なくて良い。
 だが実際使っていると電池の減りがやけに早い気がした。で、消費電流を実測してみたら
単灯型:4.5V時 0.12A
COB型(明/暗/点滅切替可能):4.5V時 明=0.37A, 暗=0.07A だった。ちなみに 4.2V時は 0.30Aと0.06A
だった。
 確かにCOBのだと消費が大きいので長持ちしない事が確認できた。単4のNiH充電池は800~900mAhが主流なので0.30Aだと連続3hしか保たない計算だ。災害時には短すぎだろう。
ただしでもよりかなり暗いものの暗闇を歩くのには十分役立つから、通常で使い、よく見たい時だけにするような使い方をすれば防災用としては単灯より有効かも知れない。
 と言う事で停電対策としてお奨めしておく。
 ただ単灯の方が中心部の明るさは上のようで、調整用には単灯が有利という結論になった。



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