ペシ岬から見た鴛泊海岸の漁村。家の裏に船があり直ぐ海に出られる。台風の心配が余りない最北の島の海岸風景である。正面のビルは宿泊した北国ホテル。
沓形の会津藩士の墓。背後の利尻山は雲が覆っている。19世紀の初頭、ロシア人が利尻島に上陸し、島民を襲撃する事件があり、幕府の命で会津藩が樺太、宗谷、利尻などに警備に当たった。病気、遭難などで亡くなった藩士の墓碑が鴛泊、本泊などの三箇所にある。
ホテルから見えた利尻山。
美しい利尻山が見られると期待していた。しかし、熱帯低気圧となった台風が通過した後だったので、いつも利尻山には雲がかかっていた。朝五時ごろ山頂が顔を見せたが、直ぐに雲に隠れてしまった。